新作パンへの消費者の好感度と、惣菜パンの購入心理に関するデータを見ながら、消費者の考えを見てみましょう。
調査で分かった菓子パン好きの動向
月に一回以上パン屋さんに行く方に、菓子パンが好き?というアンケートを実施したところ92%もの人がYESと答える結果となり、今回はその菓子パン好きに絞ってアンケートを実施しました。
まず、Q1の結果より、菓子パンの種類が多いと購入量が上がると答えた人が約83%と非常に高く、お店に並ぶ菓子パンのバリエーションが豊富なほど、それだけ売り上げ増加に繋がるのが考えられます。
また、Q2の結果から、週に1回以上購入する人が65%以上と非常に高い結果となりました。消費者にとって、菓子パンは普段から手にとる身近な商品であることがわかります。
Q3、4では、好きな菓子パンの系統、生地の結果になりますが、人気上位の、チョコ系、あんこ系、クリーム系は人気の差は少なく、それに次いで、チーズ系、ホイップ系が続く結果となり、菓子パンの定番で使われる具材はやはり消費者からの人気も高い結果となりました。
生地の結果は、デニッシュ系の生地が一番人気で、ハード系の生地は少し人気が少ない結果となりました。
これらの結果から消費者のニーズに合わせた菓子パン製造のヒントが見えてきます。これらを踏まえて次ページからは、消費者が購入を決める決め手について調査をしてみたので見ていきましょう。
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