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梅雨でもお客さまを惹きつける!製パン・製菓の知恵袋

梅雨でもお客さまを惹きつける!製パン・製菓の知恵袋

東北の6月、梅雨の特徴とは?

東北地方では、例年6月中旬から7月中旬にかけて梅雨の季節が訪れます。関東以南に比べるとやや遅く始まりますが、気温の上昇とともに湿度も高くなり、曇りや雨の日が続きます。

特に盛岡、仙台、山形、秋田などでは、日照時間が減り、パンやお菓子の発酵や保存に影響が出る時期でもあります。また、気温が20〜25度前後と上がりすぎず、カビが繁殖しやすい「ジメジメ」した気候となるため、食材管理や衛生面にも注意が必要です。

梅雨時期の製パン・製菓で注意すべきこと

🍞発酵の遅れや過発酵🥐
気温と湿度のバランスが変わるため、普段通りの時間や環境で発酵させると、生地が思うように膨らまなかったり、逆に過発酵になったりします。温湿度計を活用し、室温管理をこまめに行いましょう。

🥐パンのベタつきや変形🥖
焼き上げ後のパンがしっとりしすぎて、形が崩れたり、カビが生えやすくなったりします。しっかり冷ましてから袋詰めし、できれば乾燥剤を入れるなどの工夫を加えましょう。

🍪焼き菓子の湿気吸収🍘
クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子は、湿気を吸うと食感が悪くなります。密閉容器や真空パックなどの保存方法を見直すことが大切です。

✘カビ・菌の繁殖✘
作業場や道具の洗浄・消毒を徹底し、特に冷蔵庫や発酵機のパッキン、トレーの隅など、カビが発生しやすい場所は毎日確認しましょう。

梅雨でも売れる!おすすめメニューとアイデア

🍊柑橘系のパンやケーキ
オレンジやレモン、ゆずなどを使った商品は、香りがよく爽快感があるため、梅雨の気分をリフレッシュさせてくれます。例えば、レモンピール入りのブリオッシュや、オレンジ風味のパウンドケーキなどがおすすめです。

🍧冷やして美味しい商品
冷やして食べるクリームパン、カスタードプリン、ゼリー系の焼き菓子も人気です。冷蔵販売が可能な設備があれば、冷菓コーナーを設けてみましょう。

🧂食欲の落ちる時期に「しょっぱい系」
暑さと湿気で甘いものより塩気を求める人も増えます。ベーコンやチーズを使った総菜パン、塩味をきかせたスコーンなどもおすすめです。

🍆季節の野菜を使ったパン
初夏が旬のズッキーニ、ナス、パプリカなどを使ったフォカッチャやピザパンなども好印象。地元の農産物を使用すれば地域色も出せて一石二鳥です。

お店でできる梅雨対策と販売アイデア

①店内の湿度管理
除湿機やエアコンを活用し、店内湿度を60%以下に保つよう心がけましょう。とくに商品陳列スペースは湿気がこもりやすいため、空気の流れを意識してください。

②商品の包装方法を工夫
透明フィルムだけでなく、紙と組み合わせたパッケージングや、乾燥剤の導入で品質保持を図りましょう。見た目のおしゃれさもプラスできます。

③梅雨限定キャンペーン
「雨の日クーポン」や「レインフェア」など、あえて天候を利用した販促も効果的です。SNSでの告知とあわせて、来店動機をつくりましょう。

④地元素材とコラボした季節商品
梅雨の季節でも地元の野菜や果物を使ったコラボ商品で、新しさと親しみを打ち出すことができます。地元農家とのつながりを活かし、共に梅雨を乗り切る商品開発に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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