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「パン」は英語で何て言う? 覚えておきたい「パン」の正しい英語表現

シンプルなのに伝わる英会話レッスン89

初心者でも覚えやすく、確実に伝わる短い英会話を提案している、オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」(毎週金曜更新)。

今回は、「パン」に関する英語表現について。「パン」はカタカナ表記の外来語なので、英語だと思ってしまいがちですが、実は英語ではありません。英語でパンと言うと、まったく違う意味になってしまいます。そこで、アンパン、メロンパン、食パンなど、種類によって言い方が異なるパンの英語表現を紹介します。

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覚えておきたい「パン」の正しい英語名

「パン」を英語で何て言うか知っていますか? そのまま「パン」と言っても海外では伝わりませんので、今回は「パン」の正しい英語名をいくつか紹介します。パンの種類によって少し言い方が変わるので、違いとともに覚えておきましょう。

【1】bread (一般的なパンの総称)

【解説】日本語で言う「パン」は、この単語「bread」にあたります。いろいろなパンを総称して言いたいときに使いましょう。「パン(pan)」と言うと、英語では「フライパン」という意味になってしまいます。

【2】bun (丸い形のパン)

【解説】日本ではアンパンやメロンパンなどがこの単語にあたります。「bun」だけだと、中に何も入っていないただの丸いパンという意味になるので、「sweet bean paste bun(アンパン)」、「melon bun(メロンパン)」のように他の単語と組み合わせて使いましょう。

【3】white bread (食パン)

【解説】日本の一般的な食パンは、このように言うか、もしくは「bread」だけでも伝わることも多いです。食パンの言い方と合わせて、「a loaf of bread(食パン一斤)」、「a slice of bread(食パン一枚)」も覚えておきましょう。

          

今週はここまで。mamiさん監修「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」は毎週金曜日に更新!

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  • mami

    オンライン英会話スクール講師

    mami

    ドバイのエミレーツ航空で約3年、CA(キャビンアテンダント)として勤務し、ネイティブから非ネイティブまで世界各国の人々と何万回と英会話を実践しながら、きちんとした文法に沿った流暢な英語ではなく、どんな人にでも通じるシンプルな英語で話すことが必要だと痛感。その経験を活かして始めたInstagram「超絶シンプル英会話 @english.eikaiwa」が話題となり、フォロワー数は現在8.3万人(2024年11月)。著書に『1回で伝わる 短い英語』『60歳からはじめる短い英語』(ともにKADOKAWA)などがある。

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