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自己資金の貯め方の注意点

麦田店長は自己資金どうやって貯めたの?



豚さんの貯金箱で貯めたよ。



それでよく貯まったね。



豚さん10匹分くらい貯めたからね。



でも口座に入れておいた方がいいって聞いたことあるけど。



最近はそうゆうけど。
なんでだろうね。



銀行審査に関係あるのかな?



経営者は大変だよね。
この記事を書いた専門家


株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
パン屋・ケーキ屋の開業を目指す際、自己資金の蓄積は重要なステップです。
しかし、資金を貯める過程での注意点を把握しておくことが、スムーズな開業への鍵となります。


自己資金の目安とその重要性
一般的に、パン屋やケーキ屋の開業には600万~1,200万円程度の資金が必要とされています。
そのうち、自己資金としては全体の30%程度、つまり180万~360万円を用意することが望ましいとされています。
自己資金は、金融機関からの融資を受ける際の信用度を高める要素となり、融資審査の通過率にも影響を与えます。
自己資金を貯める際の注意点
【1.計画的な貯蓄を心がける】
日々の生活費や将来の支出を考慮し、無理のない範囲で貯蓄計画を立てましょう。
収入の一定割合を定期的に貯蓄に回すことで、着実に資金を蓄えることができます。
【2.開業資金の内訳を明確にする】
店舗取得費、内装工事費、設備購入費、運転資金など、必要な資金の項目と金額を具体的に洗い出すことで、目標額を明確にし、効率的な貯蓄が可能になります。
【3.無理な節約は避ける】
過度な節約は生活の質を下げ、長続きしない可能性があります。
バランスの取れた節約を心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう。
【4.副収入の活用】
本業以外の収入源を持つことで、貯蓄のスピードを上げることができます。
ただし、副業が本業に支障をきたさないよう、時間管理には注意が必要です。
開業資金を抑える工夫
自己資金が不足する場合でも、以下の方法で開業資金を抑えることが可能です。
【居抜き物件の活用】
既存の設備や内装を利用することで、初期費用を大幅に削減できます。
【中古設備の導入】
新品に比べてコストを抑えられるため、予算に応じた設備投資が可能です。
【小規模店舗からのスタート】
初期投資を抑え、経営の安定後に拡大を検討する方法もあります。


まとめ
自己資金の蓄積は、開業への第一歩です。
計画的な貯蓄と資金管理を行い、夢の実現に向けて着実に準備を進めましょう。



貯金は計画的にね。



自己資金は3割と覚えておこう!



次回は「資金援助を受ける際の注意点」をお届け!
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