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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.220

ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.220

▼前回の記事はこちら

設備の買換え時は?

オーブンとかって買換え時
期とかあるのかな?

買いたい時が買換え時~!

お金のことまったく
考えてないじゃん。

気持ちはね。もちろん
10年以上は使うよ。

目安は10年なのかな?

でも20年ぐらい使っても
全然大丈夫なのもあるよね。

買換えって迷うよね。

みんな頑張れー。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋さん向けに「設備の買換え時」について解説します。

設備の買換え時はいつ?パン屋・ケーキ屋にとっての最適なタイミング

パン屋・ケーキ屋は、オーブン・ミキサー・冷蔵冷凍庫・ショーケースなど“設備産業”と言われるほど機械依存度の高い業種です。

そのため、買換えのタイミングを見誤ると、生産性が落ちたり、売上に直結するトラブルにつながります。

【1】買換えを検討すべきサインとは?

設備は“壊れてから”買い換えると、営業停止や仕込みの遅れなど大きな損失が発生します。
次のような状態が出てきたら、早めの検討が必要です。
・電気代が以前より明らかに増えている(劣化による効率低下)
・温度ムラが増え、焼き色が安定しない
・頻繁にエラーが出る・修理回数が年2回以上
・部品供給が終了した機種と言われた
・故障すると売上の大部分が止まる機械である

特にオーブンや冷蔵設備は“突然の故障=即大ダメージ”
修理できても「いつ再発するか」を考えると、買換えの検討は必須です。

【2】一般的な寿命(目安)

パン屋・ケーキ屋の主要設備には、次のような耐用年数の目安があります。

・電気オーブン:10〜15年
・ガスオーブン:8〜12年
・ミキサー:8〜12年
・冷蔵・冷凍庫:7〜12年
・ショーケース:7〜10年

もちろん使用頻度やメンテ状況で変わりますが、“10年前後”は大きな判断ポイントです。

【3】買換えタイミングは「壊れる前 + 補助金活用」

経営的に最も賢い選択は、寿命前に補助金や融資を使って計画的に入れ替えることです。

特におすすめなのは、ものづくり補助金(最大1,250万円)
持続化補助金(販路拡大とセットで設備更新可能な場合あり)

省エネ性能の高いオーブンや冷凍庫は、電気代の削減にも直結するため、“投資=コストカット”になるケースが増えています。

まとめ:買換えは「コスト」ではなく「投資」

設備は店舗の心臓部。
“動いているから大丈夫”ではなく、どれだけ効率よく安定稼働しているかが利益を左右します。

トラブルが起きてから動くのではなく、
・寿命
・電気代
・補助金
のタイミングを見ながら、計画的に入れ替えを行うことが、長く愛されるお店づくりにつながります。

新しい機能や電力消費量と
かも判断材料だね。

新しい設備って欲しくなっ
ちゃうよね。

次回は「自宅兼店舗で開業」をお届け!

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