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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.222

ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.221

▼前回の記事はこちら

テナントで開業

テナントで開業の方がオーソドック
スだよね。

自宅付きのテナントが良いな。

そんなのめったにないでしょ。

テナントの方が立地とかも選びやす
いだろうね。

そうだね。でもデメリットもあるか
な?

そりゃー何かしらあるでしょ。
知らないけど。

オーナーさんに嫌われるリスクとか
かな。

それは地味に嫌だよね。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋さん向けに「テナントで開業」について解説します。

テナントで開業するなら?メリット・注意点を徹底解説

パン屋やケーキ屋を開業する際、最も多いスタイルが「テナント出店」です。 立地の自由度が高く、集客を狙いやすい一方で、家賃や契約条件など気をつけるポイントも多くあります。 ここでは、テナント開業のメリットと注意点をわかりやすく整理します。

【1】テナント開業のメリット

●立地を選べる=売上を伸ばしやすい
住宅街・駅前・商業施設内など、ターゲットに合わせた立地選びが可能です。
特にパン・ケーキ業は「ついで買い」や「差し入れ需要」が多く、立地によって売上が大きく変わります。
自宅兼店舗に比べて人通りを狙えるため、初期から売上を安定させやすいのが大きな利点です。

●店舗デザインの自由度が高い
スケルトン物件(内装がない状態)から始めれば、自分のブランドに合った内装・導線設計ができます。

また、居抜き物件(前の店舗の設備が残っている)なら、初期費用を抑えて開業することも可能です。

【2】テナント開業の注意点

●家賃と保証金の負担が大きい
テナント契約では、保証金(敷金)・前家賃・仲介手数料などの初期費用が数百万円単位になることも。
さらに、固定費としての家賃が毎月発生するため、売上計画と損益分岐点の試算は必須です。

●契約条件の確認が重要
「飲食可」でも煙や匂いの強い業態はNGの場合があります。
パンや焼菓子は比較的許可されやすいですが、排気・騒音の規定や原状回復義務など契約書の確認を怠らないようにしましょう。

●改装費が想定以上にかかることも
水道・電気・ガスなどの設備が不足している場合、工事費が高額になることもあります。
契約前に必ず現地で「動力(200V)が来ているか」「給排水の引き込み位置」などを確認しましょう。

【3】成功のポイント

テナント開業で重要なのは、立地 × 家賃 × 売上のバランスです。
「人通りが多い=成功」ではなく、自分の商品価格・製造量に見合った規模を見極めることが鍵。

また、契約前に商工会議所や開業コンサルに相談すれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

テナント開業は、集客面で大きなチャンスがある一方、固定費と契約リスクを抱えるスタイルです。

リスクを理解した上で立地を選べば、ブランドの世界観を発信しやすく、成長型の店舗経営を実現できます。

居抜き物件はなかなかレアだよね。

テナントは電気容量や騒音とかで意外と
ハードル高いんだよね。

次回は「自治体独自の補助金や助成金」
をお届け!

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