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現金のみ?

この記事を書いた専門家

株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
現金のみで営業しても大丈夫?
開業時に多くのパン屋・ケーキ屋さんが悩むのが「支払い方法を現金のみにするかどうか」です。
結論から言うと、現金のみでも成り立つが、条件付きと言えます。

① 現金のみのメリット
現金決済には以下の利点があります。
・決済手数料がかからない
・入金が即時で資金繰りが楽
・端末トラブルや通信障害がない
・会計オペレーションがシンプル
特に開業直後で利益率を重視したい時期には、固定費を抑えられる点は大きな魅力です。
② 現金のみのデメリット
一方で、無視できないデメリットもあります。
・若い世代や会社員の取りこぼし
・客単価が伸びにくい
・「不便」という印象を持たれやすい
最近は少額決済でもキャッシュレスが当たり前になりつつあり、支払い方法が理由で来店を見送るお客様も増えています。
③ 向いている店舗・向かない店舗
現金のみが向いているのは、
・地元密着、常連中心
・高齢者層が多い立地
・低単価商品が中心
逆に、駅前立地や若年層・観光客が多い場合は、機会損失が出やすくなります。
④ 現実的なおすすめは「一部キャッシュレス」
最近多いのは、
・現金+QR決済1〜2種
・現金+交通系IC
といった最低限のキャッシュレス対応です。
手数料を抑えつつ、利便性も確保できます。

まとめ
現金のみは「悪」ではありませんが、お客様層と立地に合っているかが判断基準です。
無理にフルキャッシュレスにせず、売上・手数料・オペレーションのバランスを見ながら段階的に導入することが、パン屋・ケーキ屋経営では現実的な選択です。

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