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パン屋が売りたい!“高利益パン”はこのパンだった

利益率だけじゃない。「売りたいパン」の真意を探る

売上はそこそこ。
でも、利益率は抜群——。
今回、全国のパン店オーナー46名にアンケートを実施。「売りたい」と思っているパンの実態を調査しました。

n=46

結果は予想以上に明快。「高利益=原価率が低い」商品は、各店に確実に存在しています。
ところが、そのほとんどが「爆売れ」というわけではない。
そこに、ベーカリー経営の“もったいない”が隠れていました。

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よく出たパンは「バケット」と「クロワッサン」

「利益率が高いパンは何ですか?」の回答の中でとくに目立ったのがこの2つ。
・バケット
・クロワッサン
ともに原価率を抑えやすく、仕込みも比較的定番化しやすいアイテム。

それゆえ「高利益」として認識されている一方で、味・価格・タイミングで差がつきやすく、「まあまあ売れる」止まりであるケースも目立ちました。
このことからも、高利益パン=勝ちパターン、ではないことが見えてきます。

売るための“ひと工夫”が分かれ道

アンケートの回答欄から、売上を伸ばすための試行錯誤も垣間見えました。
「目立つ場所に置く」
「素材の付加価値を伝える」
「POPでしっかり告知」
「1番売れる場所に展開する」
「狙っても意外と外れる。いろいろ試す」

利益率は良くても、“売り切る力”がなければ宝の持ち腐れ。


とくに、パンの魅力がダイレクトに伝わりにくい商品こそ、並べ方・伝え方が売上に直結します。

高利益パン=「利益が出るパン」ではない?

今回のアンケートから、次のような実態が見えてきました。

・多くの店舗が、原価率15%以下の高利益パンを持っている
・しかしその多くが「まあまあ売れる」止まり
・販売努力をしているかどうかで、売上に明確な差が出ている

「利益が出るパン」にするには、売る工夫と継続的な検証が不可欠。
高利益商品は、仕掛け次第で主力商品になれる可能性を秘めています。

今、自店の「高利益パン」が眠っていないか、見直してみてはいかがでしょうか?

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