▼前回の記事はこちら

税理士は必要?

麦田店長って税理先生いるの?



高校の先生まではいるよ。



学校の先生じゃないよ。



税理先生は確定申告の時にお願いしてるよ。



そうなんだ。確定申告を自分でしている人もいるよね。



まーね。でも僕は細かいことわからないからね。



どういう人が依頼してるのかな?



僕みたいな人は依頼してね~
この記事を書いた専門家


株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
パン屋やケーキ屋を経営する際、税理士の必要性は経営者の状況やスキル、そして店舗の規模によって異なります。
下記に、税理士を雇うべきか検討する際のポイントを解説します。
税理士を依頼するメリット


1.専門的な税務知識の活用
税理士は最新の税法や規制に精通しており、適切な税務処理や節税対策を提案してくれます。これにより、税務リスクを軽減し、法令遵守を確保できます。
2.時間と労力の節約
経理や税務申告は時間と労力を要します。これらを専門家に任せることで、経営者は商品開発や販売促進など、他の重要な業務に集中できます。
3.資金調達や経営相談
税理士は財務状況を把握しているため、融資の相談や経営戦略のアドバイスを受けることが可能です。
自分で経理を行う場合の考慮点


1.コスト削減
税理士への報酬を節約できます。特に、売上規模が小さい場合や開業初期には、このコスト削減が経営を助けることがあります。
2.経理スキルの必要性
正確な帳簿作成や税務申告には専門知識が必要です。これらを独学で習得するには時間がかかり、ミスが生じるリスクもあります。
3.時間的負担
日々の経理作業や申告業務は時間を要し、他の業務に影響を及ぼす可能性があります。
加えて、人材育成と働きやすい環境づくりも、経営基盤を強化するための必須要素です。
スタッフのスキルアップや、柔軟なシフト制度の導入により、労働生産性を向上させ、サービスの質を保ちましょう。
まとめ
パン屋やケーキ屋の経営者が税理士を必要とするかどうかは、個々の状況によります。
経理や税務に自信があり、時間的余裕がある場合は、自分で対応することでコストを抑えることができます。
一方、税務の複雑さや時間的制約を感じる場合は、税理士に依頼することで、安心して経営に専念できるでしょう。
最終的には、経営者自身が自店の状況を見極め、最適な選択をすることが重要です。



費用とメリット、どっちを取るかだね。



お試しで依頼して、できそうなら自分でやってみるのもいいかもね。



次回は「中古 or 新品?」
無料開業セミナーのご案内
もっと開業について知りたい方、この記事を書いた専門家に直接質問をしたい方は下記のZoomセミナーに是非ご参加下さい。 月に一度無料で開催していますので皆様のご応募お待ちしています!
セミナー詳細はこちら

