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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.200

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サテライト店で多店舗展開!

もし繁盛しすぎたら
どうしよう?

そんなことはないから
考えるな!

夢は大きく持っていこうよ。

まー考えるだけならタダ
だからね。

繁盛した後の展開ってどう
したらいいのかな?

んー確かに。繁盛して忙し
いのがずっと続くのかな?

繁盛して、ブランド化し
て・・・

ブランド力って大事だよね。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋の多店舗展開において、特に「サテライト店」を活用した拡大戦略について、解説します。

メリット

【初期投資の削減】
製造設備を集約することで、サテライト店側の大規模設備設置を不要とし、出店コストを抑制できます。

【効率的な拡大・収益最大化】
中核のマザー店舗に製造拠点を集中し、小規模なサテライトを複数展開することで売上拡大と投資効率を両立できます。

【多様な業態展開】
カフェ併設型、食パン専門、テイクアウト限定など、地域ニーズに応じて業態を柔軟に変えられます。

成功のポイント

【明確なコンセプトと戦略設計】
各店舗が提供すべき価値(専門性・顧客体験)を統一し、ブランドとしての一貫性を保つことが重要です。

【管理・品質の維持体制】
サテライト展開時も店舗間での運営と品質管理が必要です。
マニュアル化、教育体制は欠かせません。

【適切な立地戦略(ドミナント戦略)】
特定エリアに集中出店することで認知度向上・物流効率化が図れ、競合優位を築けます。

留意点・リスク

【コストの分散】
店舗数が増えるほど固定費や運営コストが上昇します。
資金計画は慎重に。

【ブランドの統一性確保】
拠点ごとにサービス品質がバラつくとブランド価値が低下。
徹底した教育が不可欠です。

まとめ

サテライト店による多店舗展開は、製造・販売を分業化し、コストを抑えつつ地域密着型での拡大を可能にする効果的な戦略です。
製造集中化による初期投資の最小化、多様な業態展開への対応、物流や管理の効率化といった利点があります。

成功には、コンセプトの明確化、一貫したブランド運営、立地選定の戦略的判断、品質と管理体制の徹底が不可欠です。失敗リスクを抑えるためには、資金計画とスタッフ育成にも注意を払いましょう。
現代のパン・ケーキ店にとって、柔軟かつ効率的な店舗展開を目指すうえで、サテライトモデルは非常に有効な選択肢といえます。

製造をまとめるから設備資
金や生産性を上げられるね。

その分店舗の立地や近さも
重要だね。

次回は「品質管理はどうし
てる?」をお届け!

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