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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.210

ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.210

▼前回の記事はこちら

結局、自己資金は最低どれくらいあればいいの?

結局自己資金っていくらあればいいの?

とりあえず1000万円くらい?

麦田店長そんな無かったでしょ。

僕の場合は両親から援助してもらったからね。

なるほど。そんな方法もあるのね。

でも交渉が大変だったけど。実際、一人で貯めるのは大変だよね。

貯金ってホントに大変だ。

みんなNISAやるしか。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋さん向けに「結局自己資金はいくらあればいいの?」について解説します。

結局自己資金は最低どれくらいあればいいの?

パン屋やケーキ屋の開業を考えるとき、最も気になるのが「自己資金はどれくらい必要なのか」という点です。
結論から言えば、最低でも300~500万円程度の自己資金を用意しておくことが望ましいといえます。

1.自己資金が重要な理由

金融機関から融資を受ける際、自己資金は「本気度」と「返済能力」の証拠として見られます。
一般的に、開業資金の3割程度を自己資金で用意できていれば、融資が通りやすいといわれています。
例えば1,500万円の開業計画なら、自己資金は450万円前後が理想です。

2.開業にかかる主な費用

パン屋・ケーキ屋の開業費は、
厨房機器:500~800万円
内装工事:300~600万円
物件取得費(保証金など):100~300万円
運転資金:100~200万円 合計で1,000~2,000万円になるケースが多いです。
すべてを借入に頼るのは難しいため、自己資金が必須となります。

3.最低ラインは?

「どうしても自己資金を少なく始めたい」という場合でも、300万円程度は必要です。
これ以下だと融資の審査に通りにくく、開業後の運転資金が足りずにすぐ資金繰りに苦しむ可能性が高まります。

4.自己資金を増やす工夫

・毎月の貯金で少しずつ積み立てる
・退職金や親族からの援助を活用する
・小規模事業者持続化補助金などを調べてみる

など、資金調達の幅を広げることも大切です。

まとめ

パン屋・ケーキ屋を開業するには、自己資金300万円が最低ライン、できれば500万円以上を目標にすると安心です。
自己資金があることで融資がスムーズになり、開業後の資金繰りにも余裕が生まれます。
夢を現実にする第一歩として、今から計画的に資金を準備していきましょう。

とりあえず、一旦300万円かな。

資産運用で増やしながら貯められたらいいね。

次回は「自己資金が少ない場合の解決策」をお届け!

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