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売れるパン屋はPOPが違う! プライスカードで差をつける「選ばれる理由」の伝え方

売れるパン屋はPOPが違う! プライスカードで差をつける「選ばれる理由」の伝え方

「味には自信がある。でも思ったほど売れない…」
その原因、もしかすると「POPの伝え方」にあるかもしれません。

パン屋の売上は、味や製法だけで決まりません。
“伝え方”次第で、お客様の手が止まることも、伸びることもある。
本稿では、全国の現場で成果を上げてきた「POP」「プライスカード」の作り方にフォーカス。
職人さん自身が現場ですぐ使える、実践ノウハウをお届けします。

■ 1. POPは“無言のセールスマン”

お客様が「どれを選ぶか」を決めるのは、見た目+情報です。
POPは、そのパンが“なぜ特別なのか”を伝える最強のツール。
「焼きたて」「自家製」「限定」などの短いワードで訴求力が高まるとされています。

✔ こんな言葉が、購買を後押しする

🥐ただいま焼きたて!

🥐店主の実家・青森の紅玉りんごを使用

🥐国産小麦100%。噛むほど甘みが広がる

🥐無添加・きび砂糖使用でお子さまにも安心

キーワードは「素材」「製法」「限定性」「地域性」など、目に見えない価値。
事実+情緒が伝わる一言で、お客様の「選ぶ理由」を引き出しましょう。

2. まずは売上TOP5に集中!

「全品にPOPは大変」…その通りです。
まずは売上上位5商品に絞って取り組みましょう。
人気商品の“特別扱い”が売上アップの鍵としています。

✔ 効果的な見せ方アイデア

🥐「人気No.1」バッジで注目度UP

🥐コメント付きPOP:「常連さんの“まとめ買い”定番!」

🥐店頭ボードで「当店人気ベスト5」を掲示(外から見える位置に)

「売れてるんだ」「食べてみようかな」と思わせる心理的な誘導が、“あと1品”を生みます。

■ 3. プライスカードは「安心と納得」を伝える

価格表示だけの札は、もう古い。
今の消費者は「この価格の意味」を知りたがっています。

✔ 書くべき情報

🥐税込価格

🥐素材(国産/添加物フリー/○○産)

🥐製法(自家製酵母・石窯焼きなど)

🥐食べ方・保存方法(冷凍可、リベイク推奨など)

📌 例:ミルクパンのプライスカード

北海道産牛乳をたっぷり。無添加&やさしい甘さでお子さまにも人気!

こうした情報は、安心材料としての役割+価値の理由説明になります。
価格に説得力が出て、「高い」ではなく「納得して選ぶ」に変わります。

■ 4. お客様の目に留まる工夫を

いくら良いことを書いても、“読まれなければ意味がない”。
デザインもお客様目線で考えましょう。

✔ 基本ルール

🥐文字は20pt以上。遠くからも読める大きさに

🥐1枚のPOPに使う色は3色以内(赤・黒+1色が定番)

🥐イラスト、手描きアイコンも効果的(火・ハート・NEWなど)

🥐「吹き出し型」や「斜めPOP」など、目立つ形にするのも有効

過剰に装飾せず、主役はパンのまま。その補足としてのPOPに徹しましょう。

■ 5. 作ったPOPは“3回使う”が基本!

せっかく作ったPOP。店内だけで終わらせるのはもったいない!

✔ 応用例

🥐Instagram投稿にそのまま掲載

🥐ストーリーズで「今日の推しパン」を紹介

🥐チラシやLINE公式に「今週の人気パン」として転用

コピーや表現は資産です。SNSに投稿するだけで、リピート率や来店動機が変わってくるパン屋も実際に増えています。

おわりに:お客様と会話できるPOPを目指して

POPやプライスカードは、「どうぞ、これ食べてみてください!」という
あなたからお客様への“声”です。

味に自信があるなら、その良さをもっと“外に向かって”伝えてみませんか?

商品名や価格の下に、あなたの想いが1行あるだけで、パンの価値は確実に伝わります。
そしてその小さな一言が、リピーターを生み、売上を底上げしてくれるのです。

売れるパン屋はPOPが違う! プライスカードで差をつける「選ばれる理由」の伝え方

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