
「素材のよさを最大限に引き出したい」──
そんな思いが詰まったパンづくりに取り組む**Boulangerie Sept(ブーランジュリーセット)**を訪ねました。
修行先での経験や地元食材へのこだわり、そしてお店づくりの裏側について、
店主・松本さんにお話を伺いました。
修行で培った“本物”のクロワッサン技術

「やっぱりクロワッサン生地には一番力を入れています」と語る松本さん。
修行先は、パン好きなら誰もが知る名店「トラン・ブルー」。
その技術と感性を受け継ぎ、現在はBoulangerie Septで
こだわりのクロワッサンを日々焼き上げています。
一口食べるとサクッと軽い食感で、発酵バターの芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
地元食材を活かしたパンづくり

Boulangerie Septでは、「地域の味」を大切にしています。
佐倉産の野菜や味噌を使ったパン、千葉県産のピーナッツを使った自家製クリームなど、
地元ならではの素材を取り入れたパンが並びます。
「地元の方にも親しみを感じてもらいたい」という松本さんの思いが、
一つひとつのパンに込められているのです。
原料高騰にも柔軟に対応──経営を支える小さな工夫

昨今の原材料費の高騰にも、冷静に向き合う松本さん。
「原材料費が上がるタイミングで毎回価格を変えるのは難しいですが、
移転のタイミングで価格調整をしました」と話します。
原価計算をしっかり行い、持続可能な経営を実現されています。
また、今回ご導入いただいた弊社サービスについて、
「原価管理や価格見直しのタイミングを掴みやすくなった」と、ありがたいお言葉もいただきました。
パンづくりにより集中できる環境づくりを、私たちも引き続きサポートしてまいります。
こだわりのクロワッサンと、地域とのつながりを大切にする松本さんの姿勢は、
これからパン屋を始めたい方や製パン業界の方々にとって、大いに参考になるのではないでしょうか。
この記事を書いたライター
株式会社グローアップ
店舗支援 K