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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.216

ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.216

▼前回の記事はこちら

ものづくり補助金について

他のパン屋で、ものづくり補助金を使ったらしいよ。

もの作ってるだけで補助金でたらいいよね。

もの作るための補助金だけどね。

でも計画書とか面倒だよね。

まーそれはしょうがないよね。

頑張ってもダメだったらへこむよね。

なんであんなに面倒なの?

僕が聞きたい。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋さん向けに「ものづくり補助金 」について解説します。

「ものづくり補助金」って何?パン屋・ケーキ屋でも使えるの?

パン屋・ケーキ屋を開業・運営している方の中には、「新しい機械を導入したいけど資金が足りない」「店舗を改装して効率を上げたい」と感じている方も多いでしょう。
そんな時に活用できるのが、国の支援制度である「ものづくり補助金」です。
製造業向けのイメージが強いですが、実はパン屋・ケーキ屋も対象となるケースが多くあります。

① ものづくり補助金とは

正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」。
中小企業や小規模事業者が新しい設備導入や生産性向上に取り組む際の費用を一部補助してくれる制度です。

補助率は原則 2分の1~3分の2、上限は 最大1,250万円(通常枠の場合は750万円程度) と、かなり手厚い支援です。

② パン屋・ケーキ屋での活用例

パン屋やケーキ屋の場合、以下のような投資が対象になることがあります。

・高効率オーブンやミキサーなどの生産性を高める厨房機器の導入
・店舗内動線の見直しを目的とした内装改装工事
・ECサイトの構築やネット販売システムなどデジタル化対応
・地産地消をテーマにした新商品の開発設備

たとえば、「電気代を削減できる新型オーブンを導入して生産効率を上げたい」や「オンライン販売を始めたい」といった目的であれば、補助対象になり得ます。

③ 申請には“計画性”がカギ

ものづくり補助金は採択率が50%前後といわれ、「申請書の完成度」が結果を左右します。
単に「機械を買いたい」だけでは通りません。
「なぜ必要なのか」「それによって売上・生産性がどう改善されるのか」を具体的に説明することが求められます。

そのため、専門家(中小企業診断士や補助金コンサルタント)と一緒に事業計画書を作成することをおすすめします。

上手に活用すれば大きな味方に

ものづくり補助金は、パン屋・ケーキ屋が“次のステージ”に進むための投資を後押しする制度です。
採択されれば数百万円の補助が受けられ、資金負担を大きく減らせます。

ただし、申請には時間と労力がかかります。「挑戦したいけど不安」という方は、まず商工会議所や開業支援コンサルに相談してみましょう。
補助金は“未来の投資を応援する仕組み”です。上手に活用して、理想のパン屋・ケーキ屋づくりを進めていきましょう。

50%か!意外と高いね。

ダメもとで申請してみるのもありかもね。

次回は「持続化補助金とは?」をお届け!

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