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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.165

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居抜き物件のメリット・デメリット

居抜き店舗が注目されてるよね。

居抜かれた物件て良いよね。

意味分かって言ってる?

でも居抜き物件ってあんまりないよね。

そうだね。タイミングや場所とかいろいろ合わないと難しいよね。

設備とかも入れ替えるの迷っちゃうよね。

そうだね。そこらへんは良く考えないとね。

みんな頑張れ~

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋やケーキ屋の開業を検討する際、居抜き物件の活用は初期投資や開業準備期間の短縮に有効な手段となります。
しかし、その特性を十分に理解し、慎重に判断することが重要です。

居抜き物件のメリット

【1.初期費用の削減】
前店舗の内装や設備をそのまま利用できるため、スケルトン物件と比較して内装工事や設備導入の費用を大幅に抑えることが可能です。

【2.開業までの期間短縮】
大規模な工事が不要な場合が多く、物件取得から開業までの準備期間を短縮できます。

【3.集客面での利点】
前店舗が地域に認知されていた場合、その顧客層を引き継ぐことができ、開業当初から一定の集客が期待できます。

居抜き物件のデメリット

【1.設備や内装の劣化・故障リスク】
既存の設備が老朽化している可能性があり、修繕や交換が必要となる場合があります。

【2.レイアウトの制約】
既存の内装や設備配置が、自店のコンセプトや動線に適さない場合、改装が必要となり、結果的にコストが増加する可能性があります。

【3.造作譲渡料の発生】
前テナントから設備や内装を引き継ぐ際、造作譲渡料が発生することがあり、これが予想外の出費となる場合があります。

検討時の注意点

【設備の状態確認】
内見時に設備の動作確認を行い、修繕や交換の必要性を評価します。

【契約内容の精査】
賃貸契約と造作譲渡契約の内容を詳細に確認し、特に原状回復義務や費用負担の範囲を明確にしておくことが重要です。

【立地条件の再評価】
前店舗が閉店した理由を調査し、立地や周辺環境が自店のターゲット層と合致しているかを確認します。

居抜き物件の活用は、適切に行えばコスト削減や迅速な開業に寄与します。しかし、物件選定や契約時には慎重な検討が求められます。
専門家の意見も参考にしながら、最適な物件を選びましょう。

タイミングが命!

常にチェックしておこう!

次回は「商品ロスはどれくらい?」

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