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あきらめないで!ちゃんと数字がついてくる夏の秘策!【パン屋のホンネ】

夏の売上あきらめていませんか?

アンケートの結果から、多くのお店は夏の対策をしている、と回答しています。
対策を行っているお店: 約74.5%
対策を行っていないお店: 約25.5%
残りの25%の「夏の対策をしていない」と回答したお店や、回答していないけれど対策をしていないな、と心当たりのあるパン屋さん、朗報です!
夏はどうせ売り上げが伸び悩むから…。と最初からあきらめていませんか?
実は地道に夏の対策をしているお店は、売り上げの減少を少しでも抑えられているということが分かりました。
どうせ売り上げが下がるから…とあきらめず、うまくいったお店の成功事例を教えてもらいましょう。

何も対策をしないお店と対策したお店

上記のグラフをご覧ください。
こちらは夏の対策を何もしていなかったお店の夏の売上の減少率です。半数以上が、売り上げ21%以上減と答えています。15%は40%以上も売り上げが減っていると回答しており、やはり夏はパン屋さんにとって苦しい時期なのは明白ですね。

一方で、夏の対策をしっかり行っていると回答した方々は、売り上げの40%以上減ったと回答する方はわずか5%。しっかり対策をしていれば、少なくとも何もしないよりは売り上げが伸びそうです。さて、こちらの皆さんはいったいどんな対策をしているのでしょうか。売り上げを伸ばした店舗の多くはこの2つの対策をしていることが分かりました。

限定商品の販売

夏にしか購入できない商品。毎年夏だけのあのパン、今年もあるかな?と定番にできたら最高ですよね。夏の限定商品でお客様にわざわざお店に来てもらう理由作りをしてみませんか?
例えばこんな商品を作っているみたいですよ!

・夏バテしない商品(ニンニク、梅干しなどを使用)
・夏野菜のカレーパン、サルサドッグ
・スパイシー系・辛い系・レモンなど酸味の強めなもの
・レモンを使用したパン
・夏のフルーツを使ったコッペパンやオリジナルドリンク(マンゴーやメロンなど)
・スパイシータコスドック、ラタトゥイユスパイシーポーク、レモンブラン
・辛い商品
・オレンジのサバラン

冷たい商品の販売

消費者へ質問、なぜ夏にパンを食べたくないのか?の理由に、「のどごしがいいものを選びたくなる」や「口の中の水分が奪われるから」などが上位に選ばれました。
逆に言えば、パンでも冷たくのど越しの良いものであれば選ばれる!ということで冷たい商品の販売は多くのお店で行っている様子。
例えば以下のようなメニューを販売しているようです。

・かき氷
・アイスメロンパン
・冷やしても美味しいパン
・冷たいクリームパン
・シューアイス

回答に多かったのはメロンパンにアイスを挟むメニュー。
確かに…。おいしそうですね。
夏ならではのレモンピールを入れてみたりとアレンジの幅はありそうです。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
また、冷蔵ケースがないお店でも小さな冷凍庫さえあれば、注文をいただいてから、パンにアイスをトッピング!や、冷たいカスタードを注入!のようなサービスをすれば、ライブ感も出て一石二鳥!
いつもより客入りが少なくなり、余裕のある今こそやれることが増えるかもしれません。

え!?そんなことでいいの??

「みんなやってる!」「そんなの知ってる!」
そんな声が飛び交いそうですが、すぐにマネできそうな小さな対策が夏にもしっかり効果があった模様。
知ってるよ。当たり前だよ。と思っていることも実際に試したことが無かった!というお店もありますよね。
まだまだ今年の暑さも長引きそうなので、ぜひ、新しいメニューを作ってみてはいかがでしょうか?

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