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消費者が購入に悩む、1000円の壁

消費者が購入に悩む、1000円の壁

外食時の1,000円の壁

パン屋さんも販売者である前に1消費者。最近は原材料費も上がっており、パンの価格もさることながら、外食業界は軒並み値上がりしていますね。

日常的に訪れる飲食店で1,000円以上支払うことに抵抗を感じることはありますか?
今回は、「ホットペッパーグルメ外食総研」が調べた飲食店にて1,000円以上のメニューを悩まず注文できるかといういわゆる「外食1,000円の壁」についてアンケートを見てみたいと思います!

女性

1,000円の壁、4分の3以上の人が感じてる

1,000円の壁を感じないメニューランキング
ホットペッパーグルメ外食総研外食の
「1,000円の壁」調査より

まず『ホットペッパーグルメ外食総研』がピックアップした30のメニューについて、「事前情報なしで訪れた初見の飲食店で、1,000円以上であっても悩まず注文できるか」を質問。「注文できる」と答えた人の割合が最も高かったのは「海鮮丼」(43.4%)という結果に。

食材の物価高やメニューの値上げが続く中、今回の調査によって「日常的な食事に1,000円以上を支払いたくない」と感じる人が26メニューにおいて4分の3以上にのぼることが分かりました。

節約する一方で

料理をする女性

同サイトにて、発表している調査報告では、最近の物価高で、節約志向が高まったと答える人が、49.1%と昨年比より増加しているとのこと。節約を意識している出費は、1 位「内食の費用(自炊の食材等の費用)」46.7%と、外食を控える回答が目立ちつつも、
一方で、続く物価高と節約の息抜きか、たまに贅沢をする際の出費は、「外食」が最も割合が高く 55.7%と相反する答えに。

外食も日常的にはできないものの、自分へのご褒美という位置づけになってきたように思います。

消費者が言い訳できる要素を

先日の特集でパン屋さんで売っている焼き菓子の購入理由が「自分用」というものが多かったのを思い出しました。
更に、購入する際の決め手は「お値段がお手頃」だから。
手土産需要にと編集部は考察していたものの、消費者は「ちょっとしたご褒美」をあげる理由が欲しいのでは?と感じます。

パン屋さんで売られている焼き菓子は、特別感がありながらも大げさでなく(金銭的な)罪悪感が少ないところが魅力的なのかもしれません。

売り手側は、消費者のこの微妙な心理をうまくつくご褒美にしていい理由、言い訳できる商品を提供するのもいいかもしれませんね。

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