人手確保のために求人で工夫できること

2025年4月4日

人手確保のために求人で工夫できること

人手が足りなくなったとき、新たに採用しようと求人を出してもなかなか反応がないということがあるかもしれません。
求人の際の工夫について考えてみましょう。

お店の雰囲気を伝えるSNS発信→求人

求人をしようと思って求人の案内を出すということをスタートすると思いますが、求人を出したからといって人がすぐ募集してくるとは限りません。なので、日頃から、お店に対して興味を持ってくれる人や、好きだなと思ってもらう人を増やしておく必要があります。このように働きたいと思う潜在的な人手を増やすために、日々のお店側の発信をしていくと良いでしょう。
そんなツールとしてうってつけなのはInstagramをはじめとしたSNS。Instagramを活用してお店の情報を発信しているお店も多いのではないでしょうか？
SNSの良いところは、無料で手軽に始められることです。
パンの写真と紹介をする投稿が多いと思いますが、パンももちろんのこと、日々のお店の様子なども発信していくと親しみを持ってもらえるかもしれません。
いざ求人をしたときに、お店のことを好意的に見ている人の中から、このお店で働いてみたいなと思ってもらえるかもしれません。
SNSの発信は大変かもしれませんが、SNSの先にある人々とのコミュニケーションだと思って、続けていくとよいですね。

お店に張り出す求人POPで親しみを

求人広告費を出せないなと悩んでいたとしても、店頭に張り出す求人POPで募集がくることもあります。店頭に求人POPを張り出しているなら、日常的にお店に訪れるお客様が求人に興味をもってくれる可能性もあります。その際、ただの「募集しています」ではなく、「パンが好きな人、一緒にお店を盛り上げませんか？」「朝だけ・週2日からもOK！主婦さん歓迎」など、自分が話しかけるような言葉で書いてみるとよいでしょう。常連さんから紹介されることや、お買い物ついでに興味をもってくれて人を、パートさんの採用につながることもあるようです。

応募しやすい文言でハードルをなるべく下げるのも手

職人の世界だから「未経験では無理そうかな」という印象をもたれることもあるでしょう。募集する職種によるかもしれませんが、未経験でもお願いできる仕事がある場合もあります。その場合は「パン作り未経験OK」「学生さんパートさん活躍中」などと書き、応募のハードルを下げてみてはいかがでしょうか。求人を見て「実は興味があったけど、迷っているうちに求人がなくなってしまった」と思っている人もいるかもしれません。なるべく応募してくれる人の間口を広げて、柔軟な対応で応募者の不安を取り除いてみましょう。

求人の見え方がかわると働きたいなと思う人が増えるかも？

「うちの店は、こういう場所です」と伝えてみると興味を持つ人が現れるかもしれません。賃金や勤務条件だけではない、“お店の空気感”や“店主の人柄”が伝わることで、「ここで働いてみたい」と思ってもらえる可能性はぐっと上がります。人手不足の今だからこそ、求人を“広告”ではなく“ラブレター”のつもりで届けてみることが、次の出会いにつながるかもしれません。

こちらの記事もおすすめ！