今すぐベイクポートアプリをダウンロード

ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.197

▼前回の記事はこちら

開業準備の第一歩!

開業するためにまず最初に何したの?

自己資金貯めるためにパチンコに行ったかな。

貯める気がないでしょ。

実際はちゃんと貯めてましたけどね。

なるほどね。自己資金は絶対必要だもんね。

まーそれ以外具体的になにしたか
覚えてないかな。

何からすればいいか
分からないよね。

みんながんばれー。

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


開業準備の第1歩/コンセプトと資金計画の策定

開業を考え始めたら、まず着手すべきは お店の「コンセプト」と「資金計画」を明確にすることです。
この段階が、事業の軸をつくります。

1.店の方向性(コンセプト)を形にする

ターゲット顧客(例:地域住民・健康志向層・若い女性など)を明確にし、何を提供する店にするのか構想します。

競合他店と差別化できる商品やスタイル(たとえばご当地素材、ヘルシー志向、専門特化など)を設計しましょう。
これは、店舗デザインやメニューにも反映されます。

2.必要資金の目安と調達方針を把握する

パン・ケーキ屋の開業資金は、物件取得費、内装・設備投資、備品、運転資金などを含め、数百万円~1,000万円を超えるケースが多くあります。
規模や立地にもよりますが、概ね数百万円~1,000万円程度が目安です。

自己資金の目安は全体の20〜30%、それに応じて日本政策金融公庫や信用金庫、自治体の制度融資を検討します。
自己資金×2〜3倍が借入の目安になるケースもあります。

コンセプト策定と資金計画を同時進行する利点

コンセプトを決めることで、必要な設備や立地、訴求ポイントが明確になり、資金見積りの精度が上がります。

予算の上限が見えてくると、物件や設備の選択に現実感が出てきます。たとえば希望物件の家賃、設備費、新品と中古のバランス、運転資金など、優先順位が整理できます。

まとめ

この第1ステップが確実に踏まれていれば、物件探しや許認可申請、設備選定、集客準備といった具体的準備もより効率的かつ現実的に進められます。

まずは「あなたの理想の店像」と「現実に必要なお金」のバランスを考え、「理想を叶えるための資金計画」を描くことから始めましょう。

この段階で事業計画書にまで落とし込み、開業セミナーや専門家に相談するとさらなる精度が増します。

自分のお店の核となる部分を固めることが、成功への第一歩です。

コンセプト、メニュー、資金・・・

どんな店を持ちたいか
イメージを膨らませよう!

次回は「支払いは現金のみ?」をお届け!

無料開業セミナーのご案内

もっと開業について知りたい方、この記事を書いた専門家に直接質問をしたい方は下記のZoomセミナーに是非ご参加下さい。 月に一度無料で開催していますので皆様のご応募お待ちしています!

セミナー詳細はこちら

この記事が気に入ったら
フォローしてね!