焼成スケジュールを見直すだけで光熱費を削減できる? オーブン稼働のムダを洗い出す

焼成スケジュールを見直すだけで、 光熱費を削減できる?
原材料費や人件費に隠れがちですが、パン屋経営でじわじわと利益を圧迫するのが「光熱費」。
特に、オーブンの使い方によって大きな差が出ることをご存じですか?
焼成スケジュールを少し見直すだけで、光熱費削減につながることも。
この記事では、光熱費の無駄を防ぐ“焼成の組み立て方”のポイントをご紹介します。
「空焚き」時間が光熱費を食っている?

電気オーブン・ガスオーブンを問わず、加熱中の“待ち時間もエネルギーを消費しています。
こんな状態、思い当たりませんか?
• 次の焼成まで15分以上空いてしまう
• 商品ごとにバラバラに焼いており、何度も立ち上げ・温度調整している
• 少量のために焼成時間・予熱を毎回確保している
これらはすべて、“焼成スケジュールが整理されていない”ことによるムダです。
1日10回焼成があるとして、そのうち3回が空焚き状態だった場合、1カ月で約900回分の無駄に。
焼成時間を「まとめる・並べる」で効率化

光熱費を抑えるためのコツは、オーブンの使用を集中させること。
たとえば…
• 同じ温度帯のパンをまとめて焼く
• 焼成時間が近いパンを「連続で」入れるよう順番を工夫する
温度の上げ下げが減るだけで、消費電力やガス使用量のブレがなくなります。
焼成の順序を計画的に

焼成温度が近いパンを連続で焼く、または温度差があっても温度調整がしやすい純に焼くことで設定温度の切り替えによる無駄な加熱時間を減らせます
オーブンを一度止めて冷やしてしまうと、再加熱にかなりのエネルギーがかかります。効率よく熱源を活かすことが大切です。無駄のない焼成スケジュールを組むことが省エネに効果的です。
焼成スケジュールを見直す際は、生地の仕込み時間・発酵タイミングとの連携が不可欠。製造の全体フローを見渡しながら、“今ある時間で効率的に焼ける順番”を探すことが光熱費削減の第一歩です。
電力プランの見直し

高付加時間帯の料金が割高な場合は、電力会社の契約プランを見直して、最適な料金体系を選択するのも効果的です。
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まとめ
「オーブンの空き時間、もったいないかも…」と感じたら、
明日の仕込みから、焼成順をメモに書いてみるところから始めてみませんか?まずは焼成のスケジューリングという日々のオペレーションを見直すだけで、削減できる可能性もあります。また大きな効果を発揮するのが電力会社の契約プラン見直しです。ぜひ、ご検討ください。
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この記事を書いたライター

株式会社グロ―アップ編集部
加納 麻衣
インタビュー相手の魅力を発見するのが得意。
「どんな人にも物語がある!」をモットーに丁寧に伝えていきます。
小説を書くことが趣味