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レイバーデイって何?アメリカの“働く人の祝日”から学ぶ、夏の終わりのベーカリー販促アイデア【パンにまつわるエトセトラ#142】

レイバーデイって何?アメリカの“働く人の祝日”から学ぶ、夏の終わりのベーカリー販促アイデア【パンにまつわるエトセトラ#142】

アメリカの労働者の日

みなさんいかがお過ごしでしょうか。編集部の中村です。

私の書く「パンにまつわるエトセトラ」ではパンに関することならなんでもOK!筆者が気になったことを自由にまとめてお届け!というコンセプトで記事を作成しております。

9月の第一月曜日、アメリカでは「レイバーデイ(Labor Day)」という祝日があります。

働く人々に感謝を伝えるこの日には、家族や友人と過ごすバーベキューやピクニックが定番。そんなレイバーデイに合わせて、アメリカのベーカリーでは季節感あふれるスイーツやパンが並ぶそうです。

日本で言うところの勤労感謝の日に近い祝日です。

こうした海外の事例をヒントに、夏の終わりの販促企画を考えてみませんか?

夏の終わりを彩る「季節のフルーツ」パンで売上アップ

ピーチパイ

アメリカのベーカリーでは、レイバーデイに合わせてピーチやブラックベリー、ブルーベリーなどの旬の果物を使ったパイやタルトが人気です。

特にピーチパイはアメリカでは「家庭の味」として親しまれており、ベーカリーでも手作り感のある見た目や味が好まれます。甘さ控えめで果物の自然な味を活かすレシピが多く、見た目の華やかさも重視されます。

一方、日本では白桃、巨峰、シャインマスカット、ブルーベリーなどが旬。これらを使ったデニッシュ、クリームパン、フルーツサンドなどが展開しやすく、季節感を打ち出すにはぴったりなのではないでしょうか。

消費者が好むのは、やはりその店でしか食べれない味。地元産の果物を使用してしっかりアピールなど、地域性を活かした商品名やPOPで差別化することも可能です。

また、SNSや店頭では「夏の終わりのご褒美パン」として打ち出すことで、特別感を演出できそうです。

キャンプ気分を演出!「ノスタルジック」なスイーツパン

スモアケーキ

レイバーデイはアウトドアイベントが多く、スモア(焼きマシュマロ+チョコ+クラッカー)を使ったスイーツが定番です。

アメリカのベーカリーでは、スモア風ブラウニーやチョコマシュマロクッキー、グラハムクラッカー入りパンなどが登場し、「キャンプ」「ファミリー」「手軽に楽しめる」といったキーワードが重視されます。

日本のベーカリーでも、マシュマロ入りチョコパン、チョコクッキー、スモア風デニッシュなど、すこしアウトドアのテイストのある商品は良さそうですね。秋の装いもあり、季節商品になりえそうです。小さめサイズで子ども向け・ファミリー向けに訴求するのも効果的です。

レイバーデイから学ぶ、季節感と感謝を伝えるパンづくり

レイバーデイは、働く人への感謝と夏の終わりを祝うアメリカの文化。日本のベーカリーでも、要素を取り入れて「季節感」「アウトドア」などのテーマで商品展開すれば、日本の雰囲気にもあう商品が考えられるかも?

日本のレイバーデイ、勤労感謝の日は11月と遠いのでそこでは皆さんしっかり休みましょうね。

レイバーデイって何?アメリカの“働く人の祝日”から学ぶ、夏の終わりのベーカリー販促アイデア【パンにまつわるエトセトラ#142】

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