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地域に知ってもらう力が、パン屋を支える【パンにまつわるエトセトラ#143】

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お店を知ってもらう

みなさんいかがお過ごしでしょうか。編集部の中村です。

私の書く「パンにまつわるエトセトラ」ではパンに関することならなんでもOK!筆者が気になったことを自由にまとめてお届け!というコンセプトで記事を作成しております。

さて今回は経営の部分。お店を知ってもらうための取り組み。何をおこなっていますか?といった内容で話をしてみたいと思います。

この夏、パン屋に吹いた“値上げの風”

2025年夏、小麦粉やチーズなどの原材料が再び値上がりしました。

円安や世界的なインフレの影響で、輸入品だけでなく国産小麦も高騰。
「チーズ系パンをラインナップから外すか悩んでいる」という声もパン屋さんから出るほど。

でも、パン屋にとって「値上げすればいい」という話ではありません。お客さんの顔を思えば、簡単には価格を変えられない。そんな中、今こそ必要なのは、“知ってもらう力”かもしれません。

地域で知ってもらうには?飲食店の取り組み事例

地方の飲食店では、以下のような取り組みが地域での認知度向上に効果を上げています。

・LINEやメルマガでの情報発信:新商品やフェアの告知で「思い出し効果」を狙う

・SNSでの写真投稿:料理の魅力を視覚で伝える

・地元食材の活用:地域とのつながりを感じさせる

・口コミを生む発信:店主の人柄やこだわりを伝えることで、共感を得る

・ローカルSEO(MEO)対策:Googleマップでの表示を最適化し、検索からの来店を促す

こうした取り組みは、「まずは名前を知ってもらう」「お店の特徴を認識してもらう」という段階をクリアするために不可欠です。


とはいうものの

言うは易し行動するは難しいものです。

一つずつ考えてみましょう。

まずは「誰がやるか」

パン屋の現場は忙しい。だからこそ、情報発信を誰が担当するかを考えます。

・オーナー自身がやる
→ 熱量が伝わるが、時間が取れないことも。

・家族やスタッフに任せる
→ SNSが得意な若手スタッフがいれば、写真投稿などを任せるのも◎。

・外部に頼る
→ 地元の学生やフリーランスに「週1投稿だけお願いする」など、無理のない形もあり。

ポイントは「全部やろうとしない」で「できることから始める」が大事です。


「SNSとか、正直苦手で…」という声もよく聞きます。
でも、全部を完璧にやる必要はありません。

まずは、常連さんに「おすすめパンのPOPを見てください」と伝えることからでも十分です。

“知ってもらう”ことは、パン屋の未来を守るための第一歩。
地域の人とのつながりは、少しずつでも育てていけるはずです。

お店を知ってもらう


ということで知ってもらうにはということに関して記事を書いてみました。

誰かに自分、お店を知ってもらうというのは難しいことです。でもシンプルに考えると、それは自分がどれだけ外で、WEB上で発信をしているかと、まわりから注目されているのかに尽きるような気もします。

自分で回す歯車は小さくても、何かのきっかけで大きな歯車が回ることもある今の世の中なので、私も取材にお伺いする際は、取材相手を何が何でもプラスにできるような、取材と制作をしたいなと改めて思うのでした。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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