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【スパイスの力】冬に効かせる スパイススイーツ の魅力

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スパイスで差をつける洋菓子提案

寒さが深まる季節、洋菓子にも“温かみ”や“刺激”を求める声が高まっています。

2025年冬、注目されているのが「スパイス×スイーツ」の組み合わせです。チャイ風味や山椒、ジンジャーなど、香りと刺激を活かしたスイーツがじわじわと人気を集めています。

“甘辛”という切り口だけでなく、素材の味を引き立てる“香りの演出”としてのスパイスにも注目が集まっており、洋菓子屋ならではの繊細な味づくりと相性の良いトレンドです。

甘さだけじゃない、香りと刺激で差をつける洋菓子提案

トレンドの背景として、

コロナ禍以降の「本格志向」の高まりがあるようです。
家庭でもプロの味を楽しみたいというニーズが強まり、スパイスの奥深さが再評価されるようになりました。

また、辛みや香りのアクセントが新鮮な驚きを提供していることも、人気の理由のひとつです。

さらに、アメリカでは「Swicy(Sweet+Spicy)」という造語が生まれ、SNSで話題になっているようです。日本でも感度の高い層を中心に浸透しつつあり、クラフトコーラやチャイなどのスパイス入りドリンクの流行が、スイーツにも波及しています。

ジンジャーやカルダモンなど、体を温めるスパイスは、冬の健康志向や温活・腸活とも親和性が高く、提案の幅を広げてくれます。

また最近では、スパイスを“主役”としてではなく、“脇役”として素材の味を引き立てる存在として活用する考え方も広がっています。

スターアニスやナツメグなどは、果物や野菜との相性が良く、バナナケーキやかぼちゃのマフィンなどに香りの奥行きを加える役割を果たしています。

洋菓子屋での活かし方

商品アイデア
洋菓子屋での展開としては、チャイ風味のマフィンやジンジャーキャロットケーキ、山椒ショコラタルトなどが挙げられます。これらはスパイスの香りと刺激を活かしながら、甘さとのバランスを取った大人向けの味わいです。

さらに、スターアニスを効かせたバナナケーキや、シナモンやカルダモンを使ったスパイスクッキー缶などは、ギフト需要にも応える商品として魅力的です。

スパイスを使うことで、素材の味に深みを加えたり、季節感を演出したりすることができるため、冬の洋菓子にぴったりの提案となります。

SNS・動画での見せ方

PRの面では、SNSや動画での見せ方が重要です。焼き上がりの音やスパイスを振る瞬間など、五感に訴える演出が効果的です。

香りが伝わらない分、視覚と聴覚で“香りを想像させる”工夫が求められます。

また、「冬限定」「温活スイーツ」といったキーワードで季節感を打ち出すことで、購買意欲を高めることもできそうです。スパイスの効能や香りの特徴を丁寧に伝えることで、商品への理解と共感が深まり、リピーター獲得にもつながります。

ということで!

スパイススイーツは、単なる味の組み合わせではなく、今の消費者心理に寄り添った提案です。

香りと刺激、そして素材の魅力を引き出すスパイスの力を活かして、冬の洋菓子に新しい風を吹き込んでみませんか?

甘辛の刺激だけでなく、香りの奥行きや温かみを感じさせるスパイスの魅力を、ぜひこの冬のラインナップに取り入れてみてください。

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