ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.215

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使える補助金や助成金は?

店長は助成金とか補助金に詳しい?



逆に詳しいと思ってるの?



確かに、聞く人間間違えたな。



もらえるなら欲しいけど、
面倒くさいでしょ。



よく分からないよね。
色々大変そうだし。



でも補助金って返す必要ないからすごいよね。



それはホントそう。
採択されたら幸運だよね。



ラッキーだけにね。
この記事を書いた専門家


株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
パン屋・ケーキ屋さん向けに「使える補助金や助成金は? 」について解説します。
パン屋・ケーキ屋さんが使える助成金まとめ
新規開業や機器の入れ替え、店舗改装を考えるとき、「助成金や補助金で少しでも負担を減らしたい」と思う方は多いでしょう。
ここでは、パン屋・ケーキ屋さんが比較的使いやすい主な制度を紹介します。


【1】小規模事業者持続化補助金
もっとも利用しやすい定番制度です。
商工会議所や商工会が窓口となり、店舗改装・チラシ作成・ホームページ制作・新商品の宣伝費など、「販路拡大」に関する費用の一部が補助されます。
補助率は2/3、上限は通常50万円ですが、創業枠・インボイス枠・賃上げ枠などを利用すれば、最大200万円まで上がる場合もあります。
開業初期の費用に使いやすく、採択数も多いため、まず検討したい制度です。
【2】ものづくり補助金
「新しい製法や機械を導入したい」「作業効率を上げたい」場合に使える補助金です。
補助上限は最大1,250万円(補助率1/2~2/3)。
たとえば、
・焼成工程の自動化機械を導入したい
・新しい冷凍パン技術を開発したい
・オーブンを省エネ型に入れ替えたい
といった「生産性向上・革新性」がある取り組みが対象です。
採択されれば高額な設備投資の負担を大幅に軽減できます。


【3】事業承継・引継ぎ補助金
既存店を引き継いで開業する場合や、居抜き物件を改装する場合におすすめです。
改装費・機器購入費・広告費などが対象で、上限は600万円程度。
店舗譲渡を受けて新たにリニューアルオープンするケースに最適です。
【4】上手な活用のコツ
どの助成金も「公募期間」「採択審査」があるため、準備が重要です。
事業計画書の完成度が採否を左右するため、商工会議所や専門家に相談しながら進めるのが成功の近道です。
うまく活用できれば、自己資金を減らしつつ理想の店舗づくりを実現できます。



買い替えや増設時は必ず検討しよう!!



申請を代行してくれるコンサルもあるみたいだよ。



次回は「ものづくり補助金について」をお届け!
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