NYのアルチザンベーカリーが注目したのは日本の食パン

今回もよろしくお願いします!
みなさんいかがお過ごしでしょうか。編集部の中村です。
私の書く「パンにまつわるエトセトラ」ではパンに関することならなんでもOK!筆者が気になったことを自由にまとめてお届け!というコンセプトで記事を作成しております。
さて今回は面白いニュースを見つけたので、こちらのニュースについて深堀してみたいと思います。
海外のサイトですが、この内容の中に、世界で様々な材料や製法が取り入れれれている中、
NYのTom Cat Bakeryが日本の食パンを取り入れて販売を始めたという部分があったのでご紹介します。
なぜ日本の食パンが注目されたのか

記事によると、海外のアルチザンベーカリーが、日本の食パンに注目しています。ニューヨークの老舗 Tom Cat Bakery は、ラインアップに「Japanese Milk Bread(日本のミルクブレッド)」を追加しました。
これは、湯種製法を使用し、バターの代わりに生クリームを使用し、ふんわりとした弾力のある食感を実現しています。
との事です。
なぜ注目されたかという部分では、
・米国では選択肢が少ない
Tom Cat Bakeryのマーケティング担当副社長ピーター・ソネンシュタイン氏によると、「米国では本格的な日本の食パンの選択肢が非常に限られていた」とのこと。顧客との対話やトレンド分析を経て、湯種製法を取り入れた本格的なミルクブレッドを開発しました。
・プレミアム志向の消費者に響く
生クリームを使ったリッチな味わいと、湯種によるしっとり・もっちり食感は、米国の高級志向のパン市場で強い魅力を持っています。
と記事内で書かれていました。
アルチザン=伝統とクラフト感

「アルチザン」という言葉は、職人技や伝統的な製法を重視するパンを指します。
Tom Cat Bakeryは、異文化のパンを自社のアルチザンラインに取り入れることで、クラフト感とグローバルな視野を両立させています。
日本のパン屋へのヒント
NYのベーカリーが日本の食パンを取り入れたように、日本のパン屋も海外の伝統的なパンのトレンドにアンテナを張ることが重要です。
・海外トレンドをキャッチする理由
消費者は「新しい体験」を求めている。健康志向や世界のトレンドは今後も成長分野。というのがあります。
・取り入れ方のアイデア
各地域の伝統的なパンをどこまで調べて取り入れるのかが大事。
Tom Cat bakeryが食パンを取り入れたのも、しっかりいま日本での食パンのどういうものがトレンドなのかを調べて取り入れているのが良かったと感じます。
・自店の商品に合うアレンジ(和食材や季節感)で差別化
「世界の伝統パンを食べやすくアレンジ」というストーリーは、SNSや店頭で強い訴求力を持ってくると思います。

まとめ
日本の食パンは、海外で「アルチザンブレッド」として評価されるほどのポテンシャルを持っています。
そして逆に、日本のパン屋も海外の伝統的なパンのトレンドを積極的に取り入れることで、新しい価値を生み出せます。
次のヒット商品は、世界の視点から生まれるかもしれませんね。
という事でまた次回の記事でお会いしましょ~~!!
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