【「Bis」鈴木さんの開業録 #2】 資金・融資・工事遅延 開業準備で直面したリアル


2024年8月に豊島園に店を構えた
パティスリー「Bis(ビス)」

オーナーシェフの鈴木貴之さんに開業までのお話や店舗のこだわり、商品のこだわりについて伺ってきました。
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開業準備は、思った通りには進まない。資金、融資、工事、スケジュール。
「Bis」の開業までの道のりには、これから独立を考える職人が必ず直面する“現実”が詰まっていた。
「まずは、お金を貯めることでした」

開業を決めて、最初に取り組んだことは何だったのか「一番は、やっぱりお金を貯めることでした。」当たり前のようで、実は多くの人が後回しにしがちな部分だ。
「正直、何にいくらかかるのか、全然分からなかったです。」設備や内装費など、大きな金額はなんとなくイメージできる。 しかし、実際にどこまでお金が必要なのか、どこでどれくらい出ていくのかは、始めてみないと見えてこないことも多い。
「融資は、正直すごく不安でした」

開業前、最も不安だったのは資金調達だった。
「正直、借りられるのかどうかも分からなかったですし、何も分からなかったので。」
だが、創業計画書の作成や金融機関とのやり取り、行政制度の活用までサポートを受けることで、状況は大きく変わった。
「お願いしてからは、ほぼ丸投げでした。」板橋区のあっせん融資制度なども活用し、結果的に資金面で大きなつまずきはなかった。「お願いする前と後で、不安の大きさが全然違いました。」ただでさえ忙しい開業準備では、“一人で抱え込まない”ことが何より重要だと分かる。
「工事は、予定通り進まないと思ったほうがいい」

物件自体は、比較的早い段階で「貸せる」と言われていた。「10月くらいには“貸せますよ”って話だったんです。」
しかし、そこからが長かった。大家側の工事が先行する事情もあり、スケジュールは徐々に後ろ倒しに。「最初は春先オープンのイメージだったんですけど、結局、工事が始まったのは6月でした。」
工期も当初nお予定より延びた。「焦りはありました。でも、こればっかりはどうしょうもない。」開業準備では、工事は遅れるかもしれないという予測を立ててスケジュールを組む必要がある。
「最後に効いてくるのは、細かい出費でした」

オープン直前、鈴木さんが一番焦ったのは“想定外の出費”だった。
「大きいお金は最初に考えるんですけど、細かいものが意外と多くて…」型や道具、備品など、1つひとつは小さくても、積み重なると大きな金額になる。
「最後の方にそれを揃え始めると、どんどんお金が減っていくんですよ。」結果、思った以上にシビアな判断を迫られたという。「運転資金は、できるだけ多めに持っておいたほうがいいですね。」
まとめ
開業準備で大事なのは、“何が起こるかをどれだけ考えておけるか”ということかもしれないと感じました。資金、融資、工事、出費、どれも予定通りには進まなかったときどうするかを考えておく必要があります。
鈴木さんの経験が教えてくれるのは、「想定外なパターンもしっかりと想定しておくこと」それこそが、開業を現実にする力なのかも知れません。
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SHOP DATA

■ 店名
Bis(ビス)
■ 住所
東京都練馬区春日町1-2-22
■ アクセス
西武池袋線/都営大江戸線
豊島園駅から徒歩4〜6分
■ 営業時間
11:00〜19:00
■ 定休日
火曜日・水曜日(不定休あり)
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