パン屋の当たり前を作る 三能ジャパンという“縁の下の力持ち”_Vol. 2

このシリーズを最初から読む

顧客優先×品質至上×製品革新 三能グループの「3つの柱」と見えない設計
こんにちは、三能ジャパン食品器具株式会社です。前回の記事では“そこにあって当たり前”アジアの現場で選ばれてきた三能『Sanneng』の正体と題し、三能グループの概要などをお伝えさせていただきました。
今回は、三能グループの製品づくりのこだわりについてお伝えいたします!
三能グループが大切にしている3つの柱

三能グループの製品づくりは、「顧客優先」「品質至上」「製品革新」という3つの思想を中心に進められています。
■顧客優先
現場が感じている“ちょっとしたストレス”こそ、改善すべき課題だと考えています。焼き色の違い、離型のムラ、天板の重さ、清掃の手間など、日々の積み重ねで大きな影響を生むポイントに着目し、地道に改善を続けています。開発コストや生産効率よりも、まずはいかに顧客にとってメリットがあるかを最優先に考えます。
■品質至上
市場の最低基準を満たすことは、あくまで出発点。それよりも、自社が理想とする品質ラインを突破できるかどうかを基準にしています。たとえば、製品のフチの厚みをミリ単位ではなく“均一の精度”で揃えるための改良や、天板の重ねやすさ・食型の角度に至るまで、見えない改良を積み重ね続けています。こうした“目立たない改良”は語られにくいものですが、現場での焼き上がりの差や扱いやすさとして表れてきます。
■製品革新
材質、表面処理、加工精度。器具の重要な要素は、見た目やカタログではほとんど区別できません。だからこそ三能グループでは、ナノコーティング、ハードアルマイト処理、ブラックコートなど、新しい技術を積極的に取り入れてきました。
その一つひとつに、現場の声が反映されています。
製品精度を支える「見えない設計」

材料選定・加工・検証の積み重ね、三能ブランドの製品は、一見派手さこそありませんが、“毎日使う道具だからこそ、見えない部分に手を抜かない”という考え方でつくられています。
たとえば天板に使われるアルミ素材。一般的に“アルミは柔らかく曲がりやすい”というイメージがありますが、三能グループでは多くのアルミ製品に、丈夫で熱伝導率も高い、強化アルミ合金 を採用しています。強度を決めるのは厚さだけではなく、「どんな配合の合金を使うか」同じアルミ合金でも剛性も耐久性もまったく変わります。
また、型の直角や精度にもこだわります。製品の形状やフチの厚みを均一化するために、金型や加工工程を何度も見直し、“仕上がりのブレを限りなく小さくする”ための改善が積み重ねられています。
これはユーザーが見て気づく部分ではありませんが、火の入り方・焼き縮み・焼き色の均一性といった違いとして現れ、職人の皆さまが毎日扱う際の安心にもつながります。
さらに、製品は出荷前に厳しい検証が行われます。各工場には品質管理部門があり、強度試験、耐久試験、コーティング保持性などを確認し、問題があれば原因にさかのぼって改善する仕組みが整っています。このように、表から見えない部分で技術を重ねることこそ、三能グループが大切にしてきた“当たり前を作る姿勢”だと考えています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回は、“安さではなく「成果」で選ぶ、私たちが『価値』を軸にする理由”、三能グループの商品開発をテーマにお伝えさせていただきます。
製品に関するお問い合わせ
営業時間:平日10時~17時
この記事の前の記事を読む

