ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.243

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連帯保証人とは?

この記事を書いた専門家

株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
① そもそも連帯保証人とは?

連帯保証人とは、借入をした本人が返済できなくなった場合に、本人と同じ責任で返済義務を負う人のことです。
公庫や民間金融機関から創業融資を受ける際、以前は「連帯保証人」が求められるケースが多く見られました。
単なる「保証人」と異なり、金融機関は本人を飛ばして、いきなり連帯保証人に返済を請求できる点が大きな特徴です。
② パン屋・ケーキ屋の開業で求められるケース
最近では、創業融資、とくに日本政策金融公庫では「原則、無担保・無保証人」が基本となっています。
そのため、パン屋・ケーキ屋さんの新規開業で、第三者の連帯保証人を求められるケースはかなり減っています。
ただし、民間金融機関や追加融資、法人設立後の借入では、代表者個人が連帯保証人になることは依然として一般的です。
③ 連帯保証人になると何が起きる?
万が一、事業がうまくいかず返済が滞ると、連帯保証人は自分の意思に関係なく返済義務を負います。
預貯金の差し押さえや、不動産を所有していれば売却を求められる可能性もあります。
家族や親族に依頼する場合、事業の失敗が人間関係に大きな影響を与えるリスクがある点は理解しておく必要があります。
④ できるだけ避けるためのポイント
連帯保証人を求められないためには、自己資金をしっかり準備すること、無理のない事業計画を作成することが重要です。
特にパン屋・ケーキ屋は、売上予測や原価率、人件費の説明が甘いと、金融機関の評価が下がりやすい業種です。
創業融資はまず公庫を第一選択とし、保証人不要で進めるのが王道です。

まとめ
連帯保証人は「念のため」ではなく、「本人と同じ重さの責任」を負う存在です。安易にお願いするものではありません。
パン屋・ケーキ屋さんの開業では、制度を正しく理解し、できるだけ連帯保証人に頼らない資金調達を目指すことが、長く安心して経営を続けるための第一歩と言えるでしょう。

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