ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.244

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担保とは?

この記事を書いた専門家

株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中

①担保とは何か?
担保とは、万が一借入金を返済できなくなった場合に、金融機関が回収のために確保する財産のことです。
代表的なものは不動産(土地・建物)ですが、場合によっては預金や有価証券が担保になることもあります。
担保は「保険」のような役割を果たし、金融機関にとって貸し倒れリスクを下げる手段です。
②パン屋・ケーキ屋の開業で担保は必要?
結論から言うと、創業時は必須ではありません。
日本政策金融公庫の創業融資では、原則として無担保での融資が可能です。
そのため、初めてパン屋・ケーキ屋を開業する場合、店舗や自宅を担保に出さずに借入できるケースが多く見られます。
一方、民間金融機関や追加融資では、担保を求められる可能性が高まります。
③担保に出されやすいもの
担保として多いのは、
・自宅や所有不動産
・店舗として購入した建物
などです。
厨房機器や内装は、換金性が低いため、担保として評価されにくいのが実情です。
パン屋・ケーキ屋の場合、「設備があるから安心」という考えは通用しにくい点に注意が必要です。
④担保を出すメリット・デメリット
メリットは、融資額が増えたり、金利条件が良くなる可能性がある点です。
一方デメリットは、返済不能時に不動産を失うリスクがあること。
特に自宅を担保に入れる場合、事業失敗が生活そのものに直結します。
⑤ 担保なしで進めるための考え方
担保を求められないためには、自己資金割合を高め、現実的な事業計画を作ることが重要です。
売上見込みや原価率、人件費の説明が明確な計画は、パン屋・ケーキ屋では特に評価されやすくなります。

まとめ
担保は「安心材料」である一方、大きなリスクも伴います。
創業期は無理に担保を差し出さず、制度を活用しながら、身の丈に合った資金調達を行うことが、長く続く店づくりにつながります。

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