ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.252

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融資面談で必ず聞かれる質問5つ④ ~事業計画の根拠は何ですか? ~

この記事を書いた専門家

株式会社グローアップ
高秀 勇人
信用金庫で11年間融資業務に従事
〇資格
・FP2級取得
・日商簿記2級
事業計画の根拠は何ですか?

①根拠
融資面談で必ず問われる質問の一つが「事業計画の根拠は何ですか?」です。
銀行や日本政策金融公庫は、提出された事業計画が単なる希望や理想ではなく、現実的に達成可能かどうかを判断したいと考えています。
そのため、数字や計画だけを示すのではなく、論理的な裏付けを持って説明できることが重要です。
②計画
まず、事業計画を作る際には市場調査が欠かせません。
製パン・製菓店の場合、ターゲットとなる地域や顧客層の購買力、パンやスイーツの需要、競合店の数や価格帯を調べることで、売上予測の根拠を示すことができます。
例えば、近隣の人口構成や通勤・通学の流れ、既存店舗の混雑状況を分析し、「この立地なら1日○個販売、月商○円見込み」という形で計画を具体化すると、説得力が増します。
③価格設定
次に、価格設定や商品構成の根拠も重要です。
単価を高めに設定する理由や、低価格帯の商品で顧客を取り込む戦略など、論理的な説明が求められます。
「国産小麦や無添加素材を使用して差別化し、価格は周辺店より10%高めだが、ターゲット層は健康志向で受け入れる」といった根拠を示すことで、計画の現実性をアピールできます。
また、季節商品やイベントに合わせた販売計画も、売上予測を支える根拠として有効です。
④プラスポイント
さらに、競合分析やリスク対策も根拠として示すと安心感が高まります。
周辺の競合店の強みや弱みを把握し、自店の強みでどう差別化するかを説明することで、銀行は「この事業は競争力がある」と評価できます。
売上変動や設備トラブル、原材料価格の変動などに対する対応策を用意しておくと、計画の信頼性がさらに高まります。

まとめ
裏付け資料も積極的に提示しましょう。市場調査データ、競合店の情報、価格比較表、試算表などを整理して面談で示すと、銀行は数字と論理の両面から計画を理解できます。
創業融資では、事業計画の根拠を明確に示すことが、資金調達成功の大きなポイントです。

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