ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.251

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融資面談で必ず聞かれる質問5つ③~返済計画はどう考えていますか? ~

この記事を書いた専門家

株式会社グローアップ
高秀 勇人
信用金庫で11年間融資業務に従事
〇資格
・FP2級取得
・日商簿記2級
返済計画はどう考えていますか?

①返済計画
創業融資の面談で必ず問われる質問の一つが「返済計画はどう考えていますか?」です。
創業直後は売上が安定せず、経営リスクも高いため、銀行や日本政策金融公庫は返済計画の妥当性を特に重視します。
漠然と「頑張って返済します」では不十分で、具体的な数字と根拠に基づいた計画を示すことが必要です。
②収支計画
返済計画を作る上での基本は、売上予測と利益計画をベースに月々の返済額や返済期間を設定することです。
例えば製パン・製菓店の場合、商品の販売数や単価、営業時間や客単価をもとに月次売上を予測します。さらに原材料費、人件費、光熱費、広告費などの運転費用を差し引き、利益余力を確認することで、無理のない返済額を算出できます。
銀行に対しては「開業後○か月で月々○円を返済可能」という具体的な数字を示すことが重要です。
③市場調査
根拠として市場調査や収支シミュレーションを用意しておくと、説得力が増します。
例えば、ターゲット地域のパン消費量や競合店の価格帯、季節変動による売上予測などを示すことで、面談官は数字の裏付けを理解できます。
また、最初の半年から1年間は売上が安定しないことを考慮し、返済開始のタイミングを少し遅らせるスキームや、ボーナス月に返済を集中的に行うプランなども検討しておくと安心です。
④ポイント
さらに、返済計画は柔軟性も大切です。
予想外の売上減少や設備トラブルに備え、運転資金や自己資金で一時的に対応できる仕組みを示すと、銀行は「現実的に返済可能」と評価してくれます。
創業融資では、数字と論理に基づいた返済計画を示すことが、信頼獲得の大きなポイントです。

まとめ
面談前には、1枚の表に月次収支と返済額を整理して説明できるように準備しておくと安心です。
具体性と根拠のある返済計画は、創業融資の成功に直結する重要な要素です。

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