パン屋の当たり前を作る 三能ジャパンという“縁の下の力持ち”_Vol.1

“そこにあって当たり前” アジアの現場で選ばれてきた三能『Sanneng』の正体
はじめまして、三能ジャパン食品器具株式会社です。これから数回にわけて、弊社のことや取り扱いの商品について、お伝えをさせていただきます。
パンづくりの現場では、朝から多くの工程が一斉に動き始めます。仕込み・成形・発酵・焼成という流れの中で、職人の方々は日々の温度変化や生地の状態、時間配分といった細かな調整を積み重ねています。
その一方で、毎日必ず触れていただいているのに、あまり注目されることのない存在があります。
それが、天板や型などの“道具”です。
焼け具合が安定しない、離型にムラが出る、底面の焼き色が薄い。こうした仕上がりの違和感は、生地の配合や技術・オーブン等の機器の問題だと思われる場面は多いものの、実際には道具が影響しているケースも少なくありません。
それでも、天板や型は「そこにあって当たり前」という存在であるため、気づきにくい領域でもあります。
三能グループは、この“当たり前に使われている道具”をつくり続けてきたメーカーです。
決して派手ではありませんが、パンやお菓子の仕上がりを陰で支える存在として、創業以来40年以上に渡り、アジア各地の職人の皆さまと長く向き合ってきました。
アジアのプロに選ばれてきた、ものづくりの背景

三能グループは1982年に台湾で創業し、現在は台湾・中国・インドネシアに製造拠点を持つ、アジア最大規模の製菓製パン器具メーカーへと成長しました。
グループ本社は台湾にて株式上場をしており、堅実な事業基盤の上にものづくりを行っています。
そして三つの工場には、それぞれ明確な役割があります。
■台湾工場:品質基準の策定・開発の中核
■中国工場:大量生産および幅広いラインナップの実現
■インドネシア工場:新興市場への製品供給・価格の最適化
このように通常製品の製造に加え、グループ内での機能が明確に分かれていることで、高い品質と安定供給の両立を図っています。特に台湾・中国市場ではプロの現場で広く浸透しており、リテールベーカリーはもちろん、ホテルのペストリー部門や大規模ベーカリー、各種食品工場から一般家庭まで、さまざまな現場で三能ブランドの製品が使われています。
海外展示会でも三能グループのブースには多くの職人に立ち寄っていただいており、アジア圏における“定番メーカー”としての存在感がますます強まっています。

一方で、日本市場はまだ1〜2割程度の普及率という段階です。これは、三能グループの製品改良にとっては大きな伸びしろでもあると考えています。
日本の職人の方々は、世界的に見ても品質へのこだわりが強く、製品への要望も非常に具体的でレベルが高いと感じています。
みなさまからいただくご意見は、本社の開発にとって貴重なヒントであり、製品をさらに良くするきっかけとなっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回は、三能グループの製品づくりのポリシー“三能グループが大切にしている3つの柱”をテーマにお伝えします。
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