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5分でわかる パニーニ ~歴史・起源・雑学~

パニーニの歴史と魅力を探る

カリッと香ばしく焼かれたパンに、チーズやハム、野菜などの具材を挟んだ「パニーニ」。
パニーニの歴史や本場のこだわりを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?

本記事では、パニーニの起源と歴史、そしてシェフたちにも新たな発見があるような雑学を紹介します!

パニーニの起源と歴史

パニーニは、イタリアのカフェやバールで親しまれている温かいサンドイッチの一種です。
名前の由来はイタリア語の「パーネ(pane)」=パンから来ており、パニーノ(panino)が単数形、パニーニ(panini)が複数形になります。
つまり「パニーニ」は本来「サンドイッチたち」という意味を持っています。

起源は古く、ルネサンス時代にはすでにパンに具材を挟んで食べる習慣がありましたが、現在のパニーニのスタイルが確立されたのは20世紀半ばと言われています。
特に1970年代から80年代にかけて、イタリアのバールでパニーニが急速に普及し、専用のグリルで焼き上げるスタイルが定着しました。

パニーニの製法と特徴

美味しいパニーニを作るためには、適切なパン選びが重要です。イタリアでは、チャバッタ(Ciabatta)やロゼッタ(Rosetta)など、外はパリッと、中はふんわりとしたパンがよく使われます。
日本では、フランスパンやフォカッチャを使うアレンジも一般的です。

また、パニーニは「焼き」が肝心です。
専用のパニーニプレスで焼くことで、表面にこんがりとした焼き色とプレスされた模様がつき、食感にアクセントを与えます。
さらに、チーズやハム、トマトなどの具材を挟むことで、シンプルながらも味わい深い仕上がりになります。

「パニーニ」の雑学~イタリア語の秘密~

実は、日本では「パニーニ」と単数形のように使われがちですが、イタリア語では「パニーノ(panino)」が正しく、複数形が「パニーニ(panini)」です。
つまり「パニーニを食べた」と言うと、イタリア語的には「サンドイッチたちを食べた」ことになってしまいます。

イタリアでは「パニーノ1つください(Un panino, per favore)」が正しい言い方ですが、日本では「パニーニ1つ」という表現が定着しています。
この微妙な違いを知っていると、ちょっとした会話のネタになるかも!?

サクッとまとめ!

パニーニはシンプルながらも歴史があり、イタリアの食文化を象徴するパン料理のひとつ。
オリジナルのパニーニを開発することで、新しい顧客層を引きつける可能性があります。

この記事を通じて、パン業界の皆様にパニーニの魅力を再発見し、新たなインスピレーションを得ていただければ幸いです!

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