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パン屋とパティスリーの交差点ー違いと共通点

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パン屋とパティスリーの交差点ー違いと共通点

パン屋とパティスリーの違いと共通点を考えていきながら、参考にできることとりいれられるものを考えてみてはいかがでしょうか?

パン屋とパティスリーの立ち位置の違い

パン屋とパティスリーは、どちらも地域の食文化を支える存在です。しかし、その立ち位置には明確な違いがあります。

• パン屋は「朝食や昼食」といった日常利用が中心で、来店頻度は週2〜3回と高め。食パンや惣菜パン、菓子パンなど、生活に根ざした商品が並びます。

• パティスリーは「誕生日・記念日」「手土産」「自分へのご褒美」といった非日常シーンが中心で、来店頻度は月1〜2回が多く、客単価は高め。ショートケーキや焼き菓子、ギフト用商品が軸となります。

つまり、パン屋は「日常性」、パティスリーは「特別感」に強みを持っているのです。

パン屋とパティスリーの共通点は「週末+ギフト」

両者の顧客層が交わるのは 「週末」 と 「ギフト」 の場面です。

• パン屋:週末に家族分をまとめ買いする人が多い

• パティスリー:週末にケーキや贈答用のお菓子を買う人が多い

このタイミングは両業態の利用者が重なるゾーン。
パン屋がプチギフト商品を展開したり、パティスリーが日常的に食べられるパンを販売したりすることで、互いの客層を取り込むチャンスになります。

パン屋がパティスリーから学べること

パン屋が取り入れやすいのは 「演出力」 です。

パティスリーは箱詰め、リボン、ブランドシールなどの包装や、季節ごとのショーケース演出が得意。パン屋もこれを取り入れれば「贈答品」「プチギフト」としての利用が増え、客単価アップが狙えます。

具体例:
• クッキー缶やマドレーヌの常設販売
• 季節イベントに合わせた限定ギフトボックス
• レジ横で手軽に買える焼き菓子セット

パティスリーがパン屋から学べること

逆に、パティスリーが参考にできるのは 「日常導線への入り込み」 です。

パン屋は週に数回利用される“高頻度業態”です。パティスリーが一部商品をパン寄りにすれば、来店頻度を伸ばせます。

具体例:
• 朝食向けクロワッサンや自家製食パンの販売
• 小さな焼き菓子やプリンなどの“日常おやつ”の提案
• 「今日はちょっと寄ってみよう」と思わせるワンコイン菓子

ハイブリッド商品の可能性

「パンとスイーツの交差点」にあるハイブリッド商品は、両業態にとって魅力的です。

• クロワッサンにパティスリーのクリームを挟んだクロワッサンサンド
• ケーキのように仕立てたフルーツデニッシュ
• シュー生地を応用したブリオッシュ菓子

これらはパン屋にとっては「非日常性の獲得」、パティスリーにとっては「日常導線の拡張」となり、新しいファン層を呼び込む力を持ちます。

まとめ:境界線を越えることで広がる経営戦略

パン屋とパティスリーは「日常」と「特別」という違いを持ちますが、実際には週末やギフトという共通点があります。
その交差点で新しい商品やサービスを提案できれば、どちらの業態にとっても大きなチャンスになります。

• パン屋は 演出力やギフト性 を学び、客単価アップへ。
• パティスリーは 日常導線 を学び、来店頻度アップへ。

境界を越える工夫こそが、今後の繁盛を支える戦略になるでしょう。

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この記事を書いたライター

株式会社グロ―アップ編集部
加納 麻衣

インタビュー相手の魅力を発見するのが得意。
「どんな人にも物語がある!」をモットーに丁寧に伝えていきます。
小説を書くことが趣味

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