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ラッキーと麦田の3分でわかる開業マニュアル vol.206

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平均内装費や値上がり率は?

最近色々値上がりが多いよね~。

ラーメンも高くなって、悲しいよね。

ラーメン大好き星人だよね。

原材料だけじゃなくて
人件費も高くなっているよね。

ホント、僕の給料もあげてほしいよ。

商品の値段も上げるか
いつも迷っちゃうよね。

でも、価格転嫁しすぎたくもないですよね。

みんな頑張れー

この記事を書いた専門家

石井

株式会社グローアップ
石井 匠

信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中


パン屋・ケーキ屋さん向けに「内装費の平均と現在の値上がり率」について解説します。

パン屋・ケーキ屋 開業に関する内装費の相場と費用上昇動向(2025年)

内装費の平均相場(坪単価) パン屋・ベーカリー特有の内装相場

スケルトン(更地状態)では、坪45〜80万円。
居抜き物件(既存設備あり)なら、坪35〜60万円程度が目安です。

他飲食業種も含めた平均値

「カフェ・パン屋・ケーキ屋」限定では、坪35.1〜75.0万円(中央値54.5万円)で、居抜きなら坪25.0〜63.6万円(中央値40万円)程度。

業種別統計で見ると

飲食店全体の坪単価中央値は56.4万円で、店舗平均(全業種)より高めです(店舗平均47.9万円)
20坪規模の店舗では、内装費だけで600万円〜1,000万円がひとつの目安です。

内装工事費の値上がり率(上昇トレンド)

・建築資材全体での高騰傾向
木材や鉄鋼などの資材価格は、2021年のウッドショック以降、2025年も高止まりしており、値下がりの見通しは立っていません。

・設備・工事費の顕著な上昇
設備工事費全体では、2017年比で約77%上昇、特に過去3年間(2020〜2023年)の伸びは約68.5%に達します。特に、空調設備費は6年間で約96.3%、電気設備で63%、衛生設備で72.9%の高騰です。

・総合的な建築コストの上昇
三菱地所リアルエステートの報告では、2022〜2024年の2年間で建築コストが25.2〜33.0%上昇したとの記述もあります。

賢く内装費を抑えるヒント

・居抜き物件を活用すると、坪単価を大幅に抑えられます。
・設備工事費の増加が大きいため、投資先(オーブン、空調など)の優先順位を見極めましょう。
・資材高騰や人件費上昇を背景に、予備費を見込んだ資金計画が重要です。
・複数業者から相見積もりをとり、仕様を統一して比較検討しましょう。

内装費も高くなってるね。

居抜き物件が今は人気だよね。

次回は「商工会・商工会議所とは?」をお届け!

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