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設備の買換えはいつ頃?

設備っていつ頃が買換え時かな?



買いたい時が買換え時だよ。



頻繁に新型入れたら破産しちゃうよ。



新型の設備ってなんでほしくなっちゃうんだろうね。



家電とかってついつい見ちゃうよね。



まーね。展示会とか誘惑がいっぱい。



いつ頃買換えを考えようかな?



まーお金あればいつでもOK!
この記事を書いた専門家


株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
パン屋・ケーキ屋の設備買い替え時期とポイント


パン屋やケーキ屋の経営において、設備の適切な買い替えは、品質維持と効率的な運営に直結します。以下に、主要な設備の買い替え時期の目安と、判断基準を解説します。
1. オーブン
【耐用年数】
一般的に10~15年が目安です。
【買い替えサイン】
温度ムラや加熱不良が頻発する場合、製品の品質低下を招くため、買い替えを検討すべきです。
2. ミキサー
【耐用年数】
約8~12年とされています。
【買い替えサイン】
異音や振動、回転速度の不安定さが見られた場合、故障の前兆となります。
3. 冷蔵・冷凍庫
【耐用年数】
10~15年が一般的です。
【買い替えサイン】
冷却能力の低下や霜取り機能の不具合が生じた際は、エネルギー効率の悪化も考慮し、買い替えを検討します。
4. ショーケース
【耐用年数】
約8~10年です。
【買い替えサイン】
照明の暗さ、温度管理の不安定さ、外観の劣化が目立つ場合、商品の魅力を損なう可能性があります。
買い替えの判断基準


【修理費用との比較】
修理費用が新品購入価格の50%以上の場合、新品への買い替えが経済的とされています。
【エネルギー効率】
新しい設備は省エネ性能が向上しており、長期的なコスト削減に寄与します。
【業務効率】
最新機能の導入により、作業効率や製品品質の向上が期待できます。
【中古設備の活用】
新品購入が難しい場合、中古設備の検討も一案です。ただし、購入前に以下を確認しましょう。
【状態の確認】
動作確認や外観のチェックを徹底します。
【保証の有無】
保証期間や内容を確認し、リスクを最小限に抑えます。
【信頼できる販売元】
実績のある業者から購入することで、品質の担保が期待できます。
まとめ
設備の買い替え時期は、耐用年数や使用状況、故障の頻度などを総合的に判断することが重要です。
定期的なメンテナンスを行い、設備の状態を把握することで、最適なタイミングでの買い替えが可能となります。
これにより、製品の品質維持と効率的な店舗運営を実現しましょう。



設備ごとに期間が違うのね。



分からないものはメーカーに確認しよう!



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