本音が見えた!パン職人たちの「今」と「これから」の休み方

パン業界の現場では「休みが少ない」「連休が取れない」といった声が聞かれがちですが、果たして現状はどうなのでしょうか?
今回、現役のパン職人に「月にどのくらい休んでいる?」「どのくらい休みたい?」といったアンケートを実施し、本音に迫ってみました。
この記事では、そのリアルな回答をもとに、パン屋の“これからの働き方”を一緒に考えていきます。

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今、みんな月にどれくらい休んでいるの?
まず「現在の休日数」について。
もっとも多かったのは「月8日」(約半数)で、週に1〜2日程度の休みを取っている方が主流のようです。
一方で「月4日以下」の人も20%以上を占めており、今なお長時間労働が根強い職場もあることがうかがえます。
また、「7日」「6日」といった微差はあるものの、全体としては“週休1〜1.5日”が現在の標準ラインといえるでしょう。
理想の休日数は?「週休2日」派が多数!
興味深いのは「理想の休日数」。
「週休2日」や「8〜10日」と答えた人が圧倒的に多く、「今よりももう少し余裕が欲しい」という気持ちが多くの職人に共通していました。
「夏は1ヶ月ほど休みたい」「年間120日は欲しい」という声もちらほらあり、季節や業務量に応じた柔軟な休み方を求めている姿勢が見えます。
ただし、「今のままでちょうどいい」という声も少数ながら存在しており、個々のライフスタイルや目標によって“理想のかたち”はやや異なるようです。
休めたら何がしたい?職人たちの“ささやかな夢”
自由記述では、「旅行に行きたい」「パン屋巡りしたい」といった声が多く見られました。
特に「ハワイに行きたい」「家族と一緒に温泉旅行をしたい」「海外旅行とパン屋巡りを兼ねたい」といった、“いつか叶えたい夢”としての旅行が多く挙がっています。
一方で「とにかく寝たい」「だらだらしたい」といった回答も目立ち、体力の回復やメンタルのリフレッシュも、日々の忙しさからは外せないテーマだと感じさせられます。

まとめ
今回のアンケートでは、「週休2日」を理想とする職人が多い一方、現実には「月4〜8日休み」が主流であることがわかりました。
ただ、「もっと休みたい」と言いつつも、職人の多くは前向きで、休みの日もパン屋巡りを楽しんだり、次の仕事に活かせるヒントを探していたりします。
大切なのは、無理のない働き方を通じて「美味しいパンを長く届けられる環境」をつくること。
自分の体と心を大事にしながら、理想のリズムを模索することは、きっとお客様にとっても“おいしさ”につながっていくはずです。
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