入口正面の平台に工夫を多くする売場【ベーカリーハウスマイ】

ベーカリーハウスマイの副社長 関根大介さんに売場のこだわりについてお話をうかがいました。
▪ベーカリーハウスマイ東久留米店
住所:東京都東久留米市上の原1-3-46
分かりやすく商品の魅力が書かれたPOPや動線の配慮などお客様目線の売場が魅力。


立て看板の記憶が新鮮なうちに入口近くの平台で即購入へ導く
お客様がお店の立て看板で目にした商品を、入口近くの平台に陳列することで、看板で得た印象が新鮮な内に商品を手に取ってもらうことが可能です。
お客さまが立て看板で興味を持った商品を忘れることなく、店内に入った瞬間に認識し、手に取ってもらえます。

立て看板

入口すぐの平台に
※売場写真は取材をした2023年10月のものです
入口近くに平台を効果的に活用
店舗の入口近くに位置する平台は、お客様の最初の注意を引き、購入意欲を高めるために重要なエリアです。
季節感を感じられる商品や利益率の高い商品を配置し、お客様が新しい商品を発見しやすくし、同時に人気商品を手に取りやすく工夫しています。そうすることで店舗は効率的に売上を上げることが可能になります。
入口平台の陳列商品を入れ替える工夫
お客さまの購買パターンは時間帯によって異なります。
入口正面の平台を14時に入れ替えしています。14時までは総菜パンやサンドイッチを、14時以降からは菓子パンを中心に入口平台に陳列することでお客様の需要にあわせて、商品の提供が可能になります。また細かな工夫として、一日の売れ行きを見て陳列用のかごやトレーを変えています。
通路は1.2m以上にして快適な動線を確保
お客様が店内を自由に行き来しやすいように、通路の幅は最低でも1.2mを確保しています。狭い通路で一方通行となってしまわないようにしています。
通路が広いと、お客様は店内を自由に歩き回り、商品をゆっくりと選ぶことができ、商品も手に取りやすくなります。お客様が商品の取りづらさを感じないようにすることも大切なことだと思います。
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この記事を書いたライター

株式会社グロ―アップ編集部
加納 麻衣
インタビュー相手の魅力を発見するのが得意。
「どんな人にも物語がある!」をモットーに丁寧に伝えていきます。
小説を書くことが趣味