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ビッグスタート派?

ビッグスタートってあんまり聞かないよね。



夢と初期費用はでっかくだよ。



相変わらず適当だね。



お金かける場所とかけない場所を
しっかり分けた方が良いよね。



そうだね。でも値上げもあるし、色々設備入れると高くなるよね。



そうだね。内装費も高くなってるし。



売上と負債のバランス感も大事だよね。



利益が残らないと借金返済できないからね。
この記事を書いた専門家


株式会社グローアップ
石井 匠
信用金庫で8年間融資業務に従事
〇国家資格
・FP2級取得
・宅地建物取引士取得
・中小企業診断士勉強中
パン屋・ケーキ屋の開業において、「ビッグスタート」とは、初期投資を惜しまず、設備や店舗、広告に多額の資金を投入して一気に事業を立ち上げる手法です。
このアプローチは、ブランド力や集客力を早期に確立したい方にとって魅力的ですが、同時に高いリスクも伴います。


ビッグスタートの特徴
【1. 高額な初期投資】
店舗取得費、内装工事費、厨房設備費など、多額の初期費用が必要です。
特に、オーブンやミキサーなどの専門機器は高価で、設備を一から揃える場合は数百万円以上かかることもあります。
【2. ブランドイメージの構築】
高級感のある内装や独自のコンセプトを打ち出すことで、開業当初から強いブランドイメージを築くことが可能です。
【3. 大規模な広告宣伝】
開業前から広告やプロモーションに力を入れることで、認知度を高め、開業初日から多くの顧客を呼び込むことが期待できます。
ビッグスタートのメリット
【早期の市場浸透】
大規模な投資により、短期間で市場に浸透し、競合他店との差別化が図れます。
【高品質な商品提供】
最新の設備や優れた人材を確保することで、高品質な商品やサービスを提供できます。
【スケールメリットの活用】
大量生産や仕入れによるコスト削減が可能となり、利益率の向上が期待できます。
ビッグスタートのデメリット
【資金回収のプレッシャー】
高額な初期投資を回収するためには、安定した売上が必要となり、経営にプレッシャーがかかります。
【柔軟性の欠如】
大規模な設備投資や人員配置により、事業の方向転換や縮小が難しくなる可能性があります。
【リスクの増大】
市場の変化や予期せぬトラブルにより、経営が不安定になるリスクが高まります。


成功のためのポイント
【綿密な事業計画】
市場調査や競合分析を行い、現実的な売上予測と収支計画を立てることが重要です。
【資金調達の多様化】
自己資金だけでなく、融資や投資家からの資金調達を検討し、資金繰りの安定を図ります。
【段階的な拡大戦略】
初期段階ではコア商品やサービスに集中し、徐々にラインナップやサービスを拡充していくことで、リスクを分散させます。
ビッグスタートは、大きな成功を収める可能性を秘めていますが、同時に高いリスクも伴います。
自身のビジョンや市場の状況を踏まえ、慎重に判断することが求められます。
必要に応じて、専門家のアドバイスを受けながら計画を進めることをおすすめします。



より計画性が大事だね。



リスクが大きいからね。



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