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食パンをもっと売ろう 食パンの魅力

食パンをもっと売ろう

食パンをもっと売ろう 食パンの魅力

Q 食パンを食べる頻度を教えてください。 (n=276)

食パンの魅力
食パンの魅力

朝食で食べられることも多い食パン。 消費者に身近なパンだからこそ、パン屋さんの食パンを好きになってもらえれば、リピーターになる確率が高まります。 そんな食パンをもっと売るにはどうしたらいいか考えていきましょう。

食パンのおいしさで再来店につなげる まずは手に取ってもらう努力から

パン好き主婦は食パンが美味しければリピートしたいと思うことが判明。 まずはお店の食パンのおいしさを知ってもらうためにできることを考えてみましょう。

パン好き主婦276人に聞いた!

Q1.このパンが美味しければ再来店したいと思うものをすべて選んでください(n=276)

食パンの魅力

Q2.パン屋さんで食パンを買う頻度を教えてください(n=276)

食パンの魅力

美味しい食パンで 再来店につなげよう

月1回以上パン屋さんへ行くパン好き主婦に、「このパンが美味しければ再来店したいと思うパンは何か」を尋ねてみました。
2位に食パン、3位にサンドイッチとランクインしました。 サンドイッチも食パンからつくられることが多いので美味しい食パンをつくることが美味しいサンドイッチをつくれることにつながると言えるでしょう。
他のパンと比べたときに、美味しい食パンをつくることが再来店につながりやすいといえるのではないでしょうか。 そこで、実際にパン屋さんで食パンを買う頻度を尋ねました。
3回に1回以上の高頻度でパン屋さんの食パンを買うのは47%でした。 残りの53%はそこまで多い頻度でパン屋さんの食パンを買っているわけではないようです。
まだまだパン屋さんに来るお客様に食パンを買ってもらうように働きかける余地があると言えるでしょう。 食パンは身近なパンで、お客様がどこでも買えるパンなので、パン屋さんの食パンだからこそいいと思ってもらいたいですね!

パン屋さんの食パンを買うと答えた人にアンケート

Q3.パン屋さんの食パンが美味しければ、またそのお店をリピートしたいと思いますか?(n=201)

食パンの魅力

Q4.パン屋さんで食パンを購入するときに、参考にする情報をすべて選んでください。(n=201)

食パンの魅力

食パンに関する情報で 購買の後押しする必要性

パン屋さんの食パンを買うと答えたパン好き主婦に、「パン屋さんの食パンがおいしければそのお店をリピートしたいと思いますか?」と尋ねたところ、88%が「リピートしたいと思う」と答えています。
つまり、食パンを一度でも手に取ってもらって、美味しいと感じてもらえればリピーターになる確率が高いのです。 日々、美味しい食パンを製造するために工夫しているかと思いますが、まずはお客様に食パンを手に取ってもらわなければ話が始まりません。
そこで、お客様が食パンのどういう情報を参考にしているか調べてみました。 「パン屋さんで食パンを購入するときに、参考にする情報は何か」と尋ねたところ、一番多い62%が答えたのが、「食感の説明」でした。 なのでどういう食感の食パンなのかをPOPや商品紹介ポスター、SNSでアピールしてみてもよいですね。 また、51%が答えたのは「材料のこだわり」でした。
小麦粉の種類や産地などこだわりがある場合はそれをアピールしてみましょう。 食パンをもっと売るには売り場の目立つ場所に置いて、食パンをアピールする看板やPOPにこだわりを記載してみてもよいでしょう。

トーストして食べてほしい食パン

Et Nunc Daikanyama(エトヌンク 代官山)
東京都渋谷区代官山町20-23

食パンの魅力
食パンの魅力

株式会社パレスホテル 調理部 ベーカリー&ペストリー課 ベーカリーシェフ 星 敏幸さん

ゆめかおりと自家製ホップ種が決め手

現在1日に30~40斤製造しており、1斤あたり520円で販売しています。
1斤ずつ買い求めるお客様もいらっしゃいますが、3斤棒を1本まるごとお買い上げになる方もおり、ほぼ売り切れます。
食パンはしっかり焼きこむことでクラストがラスクのようにカリカリした食感になりますが、内層は綿あめのようにふわふわでエアリーです。
そのまま食べても香りを感じられますが、特におすすめの食べ方はトーストです。 トーストした食パンにバターを塗ったときにじわっと染み渡るように計算を重ねた結果、角食パンではなく気泡がしっかりと出る山型食パンが最適だと感じました。 実際にトーストすると、サクサクではなくザクザクとした食感が楽しめます。
この食パンのおいしさを知っていただくため、トーストして軽くバターを塗ったパンをご試食いただくことがあります。
お気に召していただけると定期的にご購入いただけますので、試食やお声がけが大事だと感じています。 実際にご購入いただいたお客様からは「うちの子どもは、耳だけ食べずに残すことが多いけれど、この食パンは耳まで食べてくれるんです」という嬉しいコメントをいただきました。
国産小麦「ゆめかおり」を100%配合しており、甘みと香りが際立っているのが特長です。 数十種類の国産小麦を比較したうえで、甘み、香り、風味のバランスを考えて茨城県産の「ゆめかおり」を選びました。 少し物足りないと感じていたボリュームは自家製のホップ種を使用することで調整し、トーストしたときのザクザク感、軽い食感、ホップ特有の鼻から抜けるさわやかな風味に活かされるなど、この食パンのポテンシャルを引き出しています。
自家製ホップ種は、パレスホテル東京のベーカリーシェフを勤める中で、勉強として作り始めました。 約15年種継ぎし続けているもので、試作などで活用することはありましたが、実際にホテルのベーカリーで対応するには量が少なく現実的ではありませんでした。 エトヌンク 代官山の食パン製造にこのホップ種を活用でき、ようやく日の目を見たなという感慨深い気持ちです。

品種だけでなく産地もこだわっている

当店のパンはすべて国産小麦で製造されており、それがお店のテーマのひとつです。 小麦は使用するパンによって変えています。
品種だけでなく産地も決めて使用しているのもこだわりです。
私の個人的な思いですが、実際に小麦を作ってくださる農家さんに、あなたの作った小麦がこのようなパンになりましたと届けられるようになりたいと思います。

8種類の食パンを選べる価値

エスプラン
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-1-7

食パンの魅力
食パンの魅力

エスプラン オーナーシェフ 塩田 悠樹さん

曜日によって種類が変わる食パン

当店は8種類の食パンを販売しています。 曜日によって販売している食パンが変わります。
1952年から開業しているので古くからのお客様もいらっしゃって、それぞれの食パンにお客様がついていることも多いです。 なので、それぞれの食パンを大切にしたいと思っています。
三年前にお店をリニューアルした際、他の商品の種類は変えましたが、食パンはそのまま種類を変えずにいました。食パンは「中種製法」、「中種製法+湯種製法」、「ストレート法」などと製法だけでも種類は分かれますし、角食でしっとりさせるのか、山食にしてあっさりさせるのかで種類は分かれます。
また雑穀をまぜるなどバリエーションを増やしたものもあります。 曜日によって陳列する食パンが変わり、毎日6種類は並べています。
食パンを定期的に買われるお客様も曜日が決まって来店することが多いので、それに合わせています。 毎日6種類の食パンを、それぞれ10本ずつ(1本=3斤)、合計60本焼いています。

お客様のニーズにあわせて柔軟に提案

食パンが多種類あるということはひとつの戦略です。
売り場に様々な食パンが並んでいたら、会話が生まれるきっかけになります。 当店は対面販売なので販売員とお客様が会話する機会が多く、お客様がもとめる様々なニーズに答えやすいと思います。
お客様が「こんな食パンを食べたい」などと、ご要望があれば、この食パンが良いですよと提案することができます。 お客様がどの食パンがいいか迷われていたら、こちらからどんな風に食べたいかなどをお尋ねします。
たとえば、週末用の少し贅沢感のある食パンを求めているようであればリッチな食パン「覇王樹茶屋ブレッド」を提案します。 湯種製法、中種製法とこだわりの製法に、北海道産生クリーム、北海道産バター、北海道産小麦と材料にこだわっているので、他の食パンよりも価格は高くなりますが、間違いなく満足度を感じていただけるものです。
平日に購入されて何日もかけて食べるだろうな、おそらくジャムなどを付けて食べるだろうなと思えば、あっさりした食パンがいいですねと別の食パンを提案します。
そのように幅のある提案ができるのが強みかなと思います。 お客様が選んだ食パンを気に入って次回も同じ食パンを買おうと思ってくれてもよいですし、今度は違う食パンを試してみようかなと思ってくれてもよいです。
選択の幅があることで様々な買い方ができるのはお客様にとってもうれしいことではないかなと思います。

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